アグネス・チャン杯争奪香港飲茶ツアー

おっかのうえ、ひぃなげぇしぃのはぁなでぇ~~♪♪

というわけでAAのマイレージが余っていたのでマサであれば6~7万くらいかかるところを私はただで香港まで行って来た。

マサよ、君は日本国内で日帰り海外旅行をしなければならない憂き目に遭いそうになったことがあるか?

私は・・・・・ある!!

12月22日(土)

クリスマスシーズンの成田空港第2ターミナルは連休を海外で過ごそうとしているおびただしい数の観光客でごった返していた。午前10時30分発JL733便に搭乗すべく私も9時ごろに空港に到着したのだが、チェックインカウンターには黒山の人だかりが出来ており、カウンター最前列に着いた時間は10時直前になってしまっていた。JALのカウンターのおね~ちゃんは「この時間では今からチェックイン出来るかどうかわからないので確認しなければならない」と捨て台詞を残して私の前から姿を消していった。数分後別のカウンターに案内され、そのカウンターのおね~ちゃんは「今から急いでゲートまで行って、10時25分までに搭乗出来なければ乗り遅れます!!」と言いやがった。手荷物検査場は数百メートルの長蛇の列が出来ており、前に並んでいた人と交渉をして首尾よく横入りし、出国を切り抜け、何とか時間内に搭乗することが出来たのであった。しかし、機内ではあと20名ほどの搭乗客を待たなければならないので出発の時間が遅れるというアナウンスがなされていた。結局最後の2名が脱落し、1時間遅れの出発となってしまった。

香港国際空港に着いたのは午後3時を過ぎた頃であった。ビルの谷間を縫うようにして着陸する啓特空港から業務を引き継いだ香港国際空港は世界有数のインテリジェントな空港として君臨していた。空港から列車に乗ると30分程度で九龍駅に到着し、そこから地下鉄に乗り換え、Tsim Sha Tsui駅に到着したころには夕闇が迫っていた。香港でもっとも香港らしいと言えるTsim Sha Tsuiはケバケバしいほどの看板と人だかりで容易に前進することが出来ないほどであった。

しばし、Tsim Sha Tsui地区をさまよい、頭の中に繁華街の地図を形成した後、今回の宿泊地である日航酒店(ニッコーホテル)に到着した。私の日頃の行いが良かったせいかJCBトラベルが手配したHK$988のスペシャルプライスにもかかわらずハーバービューの部屋を用意して待っていやがった。チェックインを済ますと早速夕飯を食いに夜の街に繰り出すことにした。繁華街のとある中華料理屋に飛び込みで入るとそこには当用漢字リストでは決して見ることは出来ないような漢字で書かれたメニューがテーブルに据え付けられていた。何が書いてあるのかわからないので英語の出来そうなマスタ-にとりあえず、ビールとワンタンスープと適当なおすすめのお惣菜を発注した。Eachワンタンに付きエビが1個梱包されているワンタンスープは絶品であった!!適当に頼んだ羊の肉を小鍋にぶち込んで野菜と一緒に煮込んだ料理もそれなりにおいしかったので非常にコストパフォーマンスの高いディナーを楽しむことが出来たのであった。

12月23日(日)

朝から有名そうな中華料理屋でワンタンスープとピータンとチキンが入った粥を食った後、腹ごなしに九龍公園に立ち寄った。ここで繰り広げられていた光景はおのおのラジカセを持参した老若男女が手足をクネクネさせながら太極拳にふけり健康を維持しているところだった。

大英帝国のテクノロジーを引き継いだ2階建てバスに乗らないと香港に来た意味がないと言われていたので実車することにした。おびただしい数のバスルートからとりあえず一番運賃の安そうなやつを捕まえて2階の一番前の席に乗車して窓ガラスに頭をぶち当てながらも景色を楽しむことに成功した。

スターフェリーでビクトリア湾を横断し、香港島に侵入するといきなりフィリピンに来たような感覚を覚えさせられた。聞くところによると金持ちの家でメイドをやっているフィリピン人の女性が週末の休日を利用してピクニックを行なっているということであった。

スターフェリー乗り場から摩天楼を抜け、ピークトラムの乗り場に着いた。ここはケーブルカーの発着場所であり、終点のビクトリアピークから百万ドルの夜景を目にすることが出来るということで香港に来た観光客は必ず訪れる場所である。1888年に創業を開始し、120年以上の歴史を誇るピークトラムは最大傾斜角27度の坂を登りきることが出来るハイテクマシンである。

頂上のビクトリアピークに午後3時くらいに到着し、周辺のエリアを徘徊しつつ昼間の景色を堪能しながら夜更けを待つことにした。5時20分を過ぎた時間帯からあたりは暗くなり始め、徐々にビルの明かりが灯り始めた。6時を過ぎるとそこには世界三大夜景に数えられる幻想的な景色が出現していた。しかしながら、百万ドルの夜景と形容されるこの景色も休日でオフィスビルの明かりが不足していたため30万ドル程度の迫力しかなかったのが非常に残念であった。ところでマサよ、ここでいう百万ドルとはUS$(= \129)のことかHK$(=\17)のことか君は知っているか??

ビクトリアピークのビルの中にはたくさんのアトラクションや土産物屋、レストラン等が出展している。その中でも最も目を引くのがデーモン小暮率いる聖飢魔IIも推薦する蝋人形の館であろう。マサよ!「おまえも蝋人形にしてやる!♪♪」

12月24日(月)

香港国際空港のJALの出発ゲートの近くにマッサージ屋が出展していた。昨日ニッコーホテルで足つぼマッサージを受けようとしたが予約でいっぱいだったため、断念していたので代わりに今受けることにした。この足つぼマッサージは昨今アジア各国で流行っており、わざわざ高い金を払って悶絶する苦しみを味わうことが出来る大変お得なマッサージである。

次回は「おしえておじいさん!!スイスアルプスツアー♪」をおおくりする予定です。

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