グッダイ、マサよ!!
ということで3月の飛び石連休を有効に活用してFTB史上初となる南半球ツアーを敢行することに成功した。今回はその第一弾ということでシドニーからの情報をお届けします。
3月20日(水)
私が面倒を見てやっているANAがオセアニア線を就航していないため、仕方なく午後9時発のJAL771便に搭乗することにした。マサよ、君の上司の塩爺から国土交通省に圧力をかけてANAにオセアニア便を就航させることが出来ないものかどうか年度末の決算期の忙しい時間を割いて是非検討しといてくれ!
3月21日(木)
赤道上空を飛行機の中で過ごし、定刻午前8時30分より15分程遅れて飛行機はシドニー国際空港に到着した。空港から2階建ての地下鉄に乗換えシドニーの中心であるセントラルステーションで下車した。シドニーのビジネス街を見ながら北に向かって30分程歩くと有名な観光地であるThe Rocksに到着した。シドニー港を見渡すここThe Rocksは最もシドニーを満喫出来る場所であると言われている。
The Rocksにあるシドニービジターセンターで情報収集をした後、一気に丘を上り、シドニー天文台に到着した。ここの丘からは世界3大美港といわれているシドニーハーバーの全景を見渡すことが出来る。さて、天文台であるが、建物の中にはおびただしい数の歴史的な望遠鏡が展示されており、最上階には北側と南側の両方に観測用のドームが設けられており、今回は係りの人に実際に望遠鏡による観測のデモをしていただいた。望遠鏡で見る映像はコンピュータと連動しており、星座のライブ中継を即座にデータとして取り込むことが出来るようになっているのだ。
FTBの子会社であるJCBトラベルに予約させたミレニアムホテルにチェックインを済ますと再び町に繰り出すことにした。ダーリングハーバーという近代的な港町の一角に世界的に有名なシドニー水族館(AU$22.-)がオープンしていたので早速見物することにした。まずは港に面したコーナーにオットセイだかアシカだかよくわからない生物が楽しそうに泳いでいる光景を目にした。プールの中央にステージがあり、そこに登ってきた1頭がなんだか叫んでいるようだった。よく聞くと観光客に食べ物を落ットセイと言っているのではなく、アシカらずと言って水中に戻っていったのでこいつらはアシカである事が確認出来た。
ここの水族館では他の地域では決して見ることが出来ない生物がうようよいるのでその1部を紹介してあげよう。カモノハシという鳥のようなくちばしをもった謎の水生生物が水槽の中をわがもの顔で泳ぎ、その周りを餌がくるのを首を長くして待っているおびただしく長い首を持った亀が取り巻いていた。水族館の地下にはサメのコーナーが設けられており、体長2m級の巨大なサメが悠然と泳ぎまわっている姿はマサに圧巻である。また、グレートバリアリーフというコーナーでは実際に生きたサンゴ礁を目にすることが出来、また、巨大な海中トンネルでは数多くの熱帯魚の隊列や巨大なエイ等を自然環境に近い形で観察することが出来る。ここの水族館のすごさはなんと言っても水槽の中に海底の地形が再現されていることである。中の岩にはサンゴ礁やヒトデや貝類、藻類が付着しており、いやがおうにも南の海の雰囲気を醸し出してくれるのだ。
3月22日(金)
昨日の雨とはうって変わり、今日は夏の快晴に恵まれたので朝一でオーストラリアで最も有名なボンダイビーチまで足を伸ばした。ボンダイビーチにはオーストラリアのビーチカルチャーが凝縮されていると言われており、魚の遺伝子を持つと言われるイアン・ソープを目指している若いスイマーやサーファー達が日夜技術の向上とナンパに励んでいる場所である。
ボンダイビーチのバス停からバスに乗り、シドニー港の中心地であるサーキュラー・キーへやって来た。水上交通が発達しているシドニーにはたくさんのフェリー乗り場があるが、サーキュラー・キーは5つのWharfを持つ最大の船着場である。ここからフェリーに乗り、Sydney Harbor National Parkの代表的な地域であるWatosons Bayへ15分かけてはるばるやって来た。Watsons Bayはここが同じシドニー湾内であるとは思えないほど海水が澄んでおり、砂の城をのんきに作成しているにわか彫刻家やトップレスで海水浴をしているヤングギャルを目の当たりにすることが出来た。
Watsons Bayからサーキュラー・キーに戻り、再び別のフェリーで10分かけてタロンガ動物園(AU$22.-)までやって来た。この動物園は山の斜面に自然環境に近い形で作られており、まずロープウエイで頂上まで登らなければならないのだ。ここの見所はやはり放し飼いにされているカンガルーや時間指定で記念写真も取れるコアラのコーナーであろう。しかし時間外にコアラに触ろうとすると強面の飼育係に「コォァラ!」と恫喝される危険性があるので注意しなければならない。
タロンガ動物園から再び市の中心地に戻り、市内の名所を探索することにした。まず、ハーバーブリッジはは歩いて渡ることも出来るので橋の上から見下ろすことが出来るオペラハウスの写真撮影を行なった。ハーバーブリッジは長さ502m、高さ134mあり、気合の入っていないマサをバンジ-ジャンプさせるにはマサに最適なファシリティだと実感させられた。
その後オペラハウスの内部にも侵入することが出来た。外見は20世紀を代表する建築物であるが中は普通の渋谷公会堂と同レベルであると思われた。
3月23日(土)
今日は朝7時半にハーツでレンタカーを借り、近郊へのドライブに繰り出すことにした。シドニーから日帰り出来るところで最も人気のあるスポットはブルーマウンテンズナショナルパークと言う場所である。ブルーマウンテンズナショナルパークの中心地はカトゥンバと呼ばれる場所であり、近郊のEcho Pointからこのナショナルパークのシンボルであるスリーシスターズを眺めることが出来る。ところでこのスリーシスターズの由来であるが、アボリジニの伝説によると昔、この地に美しい3姉妹と祈祷師の父が平和に暮らしていた。ところがある日マサのような魔物が娘たちを襲いにやってきたので父親は娘たちを岩にして隠したと言う。しかし、まぬけな父親は娘たちを元の姿に戻すことが出来なくなったというプリンセス天功も真っ青のイリュージョンの失敗によって形成された岩なのだ!!
Senic Worldというファシリティに観光客用のRailwayとRopewayが開通していたので話の種に搭乗することにした。Railwayの方は距離はほんの数百メートルであろうが最大傾斜52度の岩の間の坂を一気に下るスプラッシュマウンテンも太刀打ちできないほどの自然環境を利用した乗り物である。帰りはRopewayに乗ってみたが、ここからはスリーシスターズをはじめ、ユーカリの原生林に覆われた美しく深い熱帯雨林を見下ろすことが出来る。
3月24日(日)
JL772便にて後ろ髪を引かれる思いで帰国
FTB史上最強のリゾート地オーストラリア情報
*シーフードが豊富なオーストラリアの食文化は恵まれており、アメリカのような歩くコレステロール状の人種はなかなか見ることは出来ない。
*オーストラリアの女性の98%くらいは美形であり、町やビーチを歩くと目移りして仕方がないのだ!
*シドニーは治安もよく、24時間眠らない町といわれており、いたるところにバーやカフェが出店している。
*オーストラリアは地球環境の保護に熱心な様子で町のごみ箱もリサイクル用と他のごみとの分別がされているのだ。
*南十字星を見たのだ!!
FTBサマリー
*総飛行機代 : \136,870
*総ホテル代 : \25,800
*総レンタカー代 : AU$120.43
*総ガソリン代 : AU$22.75
オーストラリアのすばらしさに目覚めたFTBによる今後予想されるオセアニアツアー
*E Yazawa推薦:時間よ止まれ!エアーズロックでロックンロールツアー
マサよ、必ず来いよ! もし来なかったら頼んでもないコアラのマーチ1年分が料金着払いのカンガルー便で送られてくるかも知れないよ!?
次回は宗男議員自民党離党記念FTBJ炎の離島ツアー第?弾in西表島をお送りする予定です。