祝FTBJ47都道府県制覇!沖縄ツアー!!

ネ~バ エ~ン! ♪♪ ネ~バ エ~ン! ♪ わ~たしたちの未来は~♪♪

マサよ、君は12月中旬の日本でTシャツ1枚で過ごした経験はあるか??

私は・・・ある!!!

というわけでFTBJにとって日本47都道府県で唯一未開の地として残されていた沖縄を今回制覇することが出来た。12月9日(土)ANA991便に颯爽と乗り込み上空10,000mから高度を徐々に下げて那覇空港に近づくとコーラルブルー、コバルトブルー、エメラルドブルーに染まった東シナ海が眼下に飛び込んで来た。空港からニッポンレンタカーを借りて沖縄の市街に飛び出すといきなり摂氏25℃の陽気に包まれ、未だに残暑の厳しい亜熱帯の沖縄の実力を思い知らされた。

那覇市街を通り抜けて北に向かい、米軍嘉手納基地を右手に見ながら車を走らせ、まず最初に訪れたのは琉球村(入場料¥840)であった。ここは古き良き時代の琉球の歴史と伝統を伝えているファシリティで内部には200~300年前に建てられた家屋が移設され、家の中ではおばぁちゃんたちが沖縄民謡を教えたり、染物や泡盛、黒糖で作ったお菓子をしきりに観光客に高値で売りつけようと精を出していた。

琉球村で古き良き沖縄の生活を堪能した後、さらに北に進路を取り、万座ビーチに向かった。万座ビーチは数ある沖縄のビーチの中でもその美しさと広さから最高位に位置付けられており、ここに来なければ沖縄に来たことにはならないと言われているそうだ。万座ビーチを見下ろすように建てられているANAホテルは貝殻状の形状をしており、沖縄では最高級のホテルとして君臨している。中に入ると吹き抜けのロビーにはアメリカの国旗を模した装飾が施されており、何事かと思ったが、去る7月の沖縄サミット時になんとあのクリントン大統領と愛娘のチェルシーが宿泊したとのことであった。ホテル内のいたる所に当時の写真が飾られており、クリントンの生サインとともにまんざらでもないといった面持ちのクリントン大統領を囲んだ記念写真が展示されてあった。

米国の占領下にあった沖縄が日本に返還されたのは1972年の5月15日であり、その3年後の1975年には沖縄海洋博が開催された。その名残が海洋博公園として残されているので見物に行ってきた。海洋博公園の最大の見せ物は海洋博当時の25年前から現役で活躍しているバンドウイルカ主演のオキちゃん劇場である。オキちゃんと競演しているトッポちゃん、ゴンちゃんといったイルカたちはトレーナーのサインに合わせて様様な技を披露し、観光客の度肝を抜いていた。ここではイルカのショーのほかに海亀やマナティのような海洋生物も間近で見物出来、しかも入場料がただという大変お値打ちな観光地であった。

日もとっぷりと暮れたので那覇市に戻り、那覇市内のホテルがほとんど満室で予約出来なかった中でまあ~えっか!と思って予約しておいたエッカホテルに引き払い、荷物を置くと早速那覇市一の繁華街である国際通りに向かった。通り沿いのとある沖縄家庭料理の居酒屋で沖縄でシェア70%を誇る地ビールであるオリオンビールとゴーヤチャンプル等の地元料理を堪能した。しかし、大蔵省大阪支店の生活にすっかり慣れ親しんだマサであればおびただしい種類の泡盛をすべて飲み干して「新婚早々尻に敷かれてかなわんてやってられへんわ!ちょんわ、ちゃんわ、クェッ!」と愚痴をこぼしていたであろうと思われた。

翌日曜日は時間もあったので日本のダンスシーンをリードするTRFのサムも訪問した実績のある安室奈美恵の実家に乗り込むかもしくは天下り先を探しているマサをエイベックスグループからデビューさせる布石を打つために沖縄アクターズスクールの願書を取りに行こうと思っていたが場所がわからなかったので断念した。その代わりに最近ユネスコの世界遺産に登録された首里城を見学した。

琉球王朝の栄華と衰退に興味を持っている私は入場料¥800の大金を支払って首里城本殿と北殿の内部をくまなく見学した。今まで数回破壊と修復を繰り返して来たこの城は第二次大戦末期の沖縄決戦の時に米軍から壊滅させられ、1992年に復元して琉球王国のシンボルとして蘇っている。また、去る7月22日の沖縄サミット時の各国首脳晩餐会の会場として首里城の北殿が使用されたことはあまりにも有名である。

沖縄名物沖縄そばで軽く昼食を済ました後、琉球バスに乗って沖縄本島南部へと向かった。第二次大戦時に那覇市内を米軍に攻略されたあと日本軍および沖縄県民が最後まで抗戦した場所が他ならぬ沖縄南部である。ここではひめゆりの塔と付属のひめゆり平和資料館を見学した。その日の資料館は語り部の研修のために説明員がいなかったものの内部はおびただしい数の修学旅行生を含む観光客でごったがえしていた。若者たちは自分たちと同じ年頃の生徒が見舞われた悲劇を目の当たりにして言葉をなくしており、また老人たちは皆展示物を見て涙に暮れていた。

得々沖縄情報:

*沖縄には鉄道は無く移動手段は車かバス、レンタカーに限られるが現在那覇市の都心部では平成15年開通予定のモノレールを建設中である。

*かゆみを止めてくれるのは薬用メンソレータムであるが、ここ沖縄で「めんそーれ」というと歓迎を意味するのはあまりにも有名である。

*アメリカで生まれ沖縄で育ったブルーシールというアイスクリーム屋が街のあちこちで見受けられる。特に人気は地元の紅芋で作った紅芋ソフト(¥200)である。

次回はFTB21「投稿特報FTBオードリーもこお~どりするローマの休日ツアー」をお送りする予定です。

マサよ、必ず来いよ! もし来なければたのんでもない「泡盛漬け生ハブwithマングース」が10人前が着払いで届いても知らないよ・・・

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