FTB凱旋ツアー & Mission Impossible

ハロウィーンも無事終了したということでなるほど・ザ・FTB秋の祭典完結編をお送りします。

まず最初はFTB史上13州目にあたるアーカンサス州のリトルロックという町を訪問した。ご承知の通りこの州はクリントン大統領が以前知事をやっていたといういわくつきの州である。この州の州都がほかでもないリトルロックであるがFTBは当然のように州議事堂を訪れた。オクラハマシティに続き今回も残念ながら建物の中に入ることが出来ず外からその典型的な建築様式を眺めたにとどまった。しかしながら、州議事堂の近辺にクリントン女性遍歴ミュージアムか「impeached!」と刻印されたクリントンの一物を形取ったオブジェが必ずあるはずだと思って血眼になって探しまわったが結局見つけることが出来なかった。

リトルロックからテキサスに戻るI-30沿いに「プレジデントクリントン生誕の地ホープ」と書かれた看板がさる然と輝いていた。当然のごとく掟破りのハイウエイ路上駐車をしたFTBはその看板の撮影を敢行しようとしたその時、その看板に無数の穴が空いているのと彼の政敵ドールのシールが貼られているのが発見された。穴はどう見ても弾丸が貫通した後だった。

次に訪れたのは先週のダラス・フォートワースツアーで行くことの出来なかったアーリントンの野球博物館であった。I-30のBallparkというExitを降り、ノーラン・ライアンExpresswayを真っ直ぐすすめばテキサスレンジャーズの本拠地であるThe Ballpark in Arlingtonに行き当たる。野球博物館($6)は野球場の建物の右中間後方に位置した3階構造の造りになっており、2階、3階からは野球場のすばらしい眺望を垣間見ることが出来る。この博物館には大リーグ史上非常に貴重な資料がたくさん展示されており見るものの目を楽しませてくれる。見所はベーブ・ルースやルー・ゲーリッグ(大柴じゃない!)のユニフォームや野球用品、マグワイヤ、サミー・ソーサのホームランボールやサインボール、元千葉ロッテにいて昔レンジャーズで監督をしていたバレンタインや同じくレンジャーズで活躍していたフランコの資料等であろう。しかし一番すばらしいと思ったのはここテキサスレンジャーズで27年間のうち最後のほうの現役生活を終えたスーパーエースノーラン・ライアンのユニフォーム、グラブ、スパイク、ビデオであった。彼は100マイルを越える速球でノーヒットノーランを7回、通算奪三振は5714個にのぼる偉大な記録を残し、彼の名前はノーランライアンExpresswayという道路によって永遠に忘れ去られることはない。ちなみにこの道路では100マイルまで出しても捕まらないそうです(出せるか!)

夕刻野球博物館を後にしたFTBはそのままダラスに下り、先週見そびれてしまったジョン・フィッツジェラルド・ケネディ メモリアルを訪れた。これは暗殺されたJFKの記憶を一生留めておくために作られた4方を囲った壁の中にJFKと刻印されたTume Stoneのようなもののあるオブジェである。

さて、ダラスに別れを告げたFTBには大事なミッションが残されていた。今スペースシャトルディスカバリー98が宇宙で活躍中であるが、その交信を一手に引き受けているのがほかでもないヒューストンのジョンソンスペースセンターである。FTBもマサを飛ばした時のサポート体制のノウハウを習得しておく必要があると思ったため、急遽I-45を南下してヒューストンに向かった。思えば、5ヶ月前に初めて使ったハイウエイがI-45であった。その後数多くのFTBツアーを繰り返してきたがやはり感慨深いものがあった。またここで改めてヒューストンの大きさに驚かされもした。それはハイウエイの車線が4~5車線もあり、ダウンタウンの高層ビルはダラスよりも圧倒的に多く、これぞまさに全米第4の大都市の名にふさわしいものを感じたFTBであった。

夜のヒューストンダウンタウンはハロウィーンパーティーの余韻を残しており、しかも皆半袖とかランニング姿であった。郊外のモーテルで夜を明かしたFTBはスペースセンター($12.95)に朝一で乗り込んだ。6月に訪問した際にスペースセンター見学のノウハウをすべて身につけたFTBはまず最初にトラムで行くジョンソンスペースセンター見学ツアーに参加した。ツアーは前回参加したときとは打って変わってミッション遂行中の緊張感がみなぎっていた。まず最初にミッションルームを訪れたのだが、いきなり、所持品をすべてロッカーにぶちこまさせられ、金属探知器をくぐらされてミッションルームが見えるところに案内された。ミッションルームではシャトルとの交信を行っているようで前面のスクリーンにはシャトルの航行位置を示す画面等が輝いていた。その後トレーニングセンターで実物のシャトルと同じようにつくられたトレーニング用シミュレーション機等を見せてもらった。前回のコースとはかなり違っていて非常に得した気分だった。ツアーの後はお決まりのIMAXの映画や今回はミッション中ということでほぼライブに近い形で宇宙飛行士たちの仕事ぶりを紹介してもらえた。向井千秋は相変わらず変な動物を使こうてわけの分からん実験をやっていやがった。

ということで、マサを飛ばした後のフォローは特に問題ないことが確認できたわけだが、いずれにしてもマサよ、君にはFTBのテクノロジーの総力をつくしてスペースシャトル以上の乗り物を用意しているので安心してくれ。鹿児島沖に戦艦大和が沈んでいるがそれを宇宙戦艦として種子島宇宙センターから飛ばそうと思っている。もしくは銀河鉄道999999(スリーナインの倍の性能を持つシックスナイン、¥10,000程度のコストで30分で昇天させる)を国鉄清算事業団から払い下げてもらう予定にしている。君にはイスカンダルまで飛んで行ってコスモクリーナーDを取ってきてもらい、なおかつ機械の体を手に入れて帰って来て欲しい。もしマサが窮地に陥った場合は原作者に頼んでストーリーを変更してもらうので心配するな!それからマサよ、君の先輩の若田 光一宇宙飛行士から「若っ田」という返事はもらえたのか?

スペースセンターを見学中に大粒の雨が降ってきてFTBの凱旋帰国に対して涙を流して祝福してくれている感じがした。マサよ、スペースセンターは行かないと本当に後悔するのでシアトルの帰りに寄って見たらどうかいな?

その後のFTBはテキサストライアングル最後の地の燃える闘魂サンアントニオを目指してI-10を西に向かって車を走らせた。実際この地はオースティン到着の次の日に訪問していたのだが、当時はタワーとリバーサイドとスポーツ平和党のオフィスを探すのに時間を取られて後楽園ホールや武道館や蔵前国技館に相当するジ・アラモを始めとするミッションに行けなかった。

カーラジオの音楽がソールフルなホイットニーからボンバイエに変わった時燃える闘魂の地に入ったことを実感したFTBはまずMission La Espadaに到着した。その後Mission San Joseを訪問したのだが時間が5時を過ぎていたので残念ながら中に入ることが出来なかった。Mission Concessionも同様であった。そしてついにジ・アラモに到着したときに再度時計を見るとあらもー6時を回っており、すでに門は固く閉ざされていた。場外乱闘に持ち込んで強硬突破すべきか考えたが、門番が江戸時代の長州人に似ており、捕らえたさそりをしきりに固めていたのでこれは危険だと思い断念し、外をぐるっと一周しただけにした。大抵どのMissionも5時か5時半には閉まってしまうらしい。またしてもトムクルーズにしてやられたようなMission Impossibleの屈辱を味わったFTBであったがあと平日4日間あるのでなんとかあらもることが出来ないか考えたいと思う。

なるほど・ザ・FTBシリーズは今回で終了し、次回からはFTB不思議発見をお送りします。没収トを恐れず初回からスーパーヒトシ君で勝負する予定です。

*ミステリーハンター : Takeo

   解答者 : マサ、野々村真、坂東英二 (マサよ、野々村には決して負けるんじゃねーぞ!)

   提供 : 2700億くらいの赤字を出す予定の日立

             ところでマサよ、君のアパートの冷蔵庫は野菜が真ん中じゃなかったな。ハハハハ

山を飛び、谷を越え、夢と希望をエービスに託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

Presented by FTB Co. Ltd.

代表 Takeo Fukuda

取締役運転手 Masa

調達実施本部長 Masa、acting

スポンサー  大蔵省

協力  Avisレンタカー

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