Austinでのトレーニングがあまりにも暇?なため、毎日1つづつAustinのBuildingを見学してアプライドの謎を解明しようというプロジェクトがFTB主催の元水面下で開始されたのをまだ知る人は少ないだろう。昨日はBuilding30を訪問して掟破りの写真撮影を行い、おねえさんに注意されて笑ってごまかした。しかしAustinには日本企業の工場よろしく漢字でセイリ、セイトン、セイソウというポスターが貼ってあるのだが、セイトンの漢字が整頭になっているのはなぜだろうか?
By the way, Austinといえば大テキサス州の州都であることは皆さんも当然ご存知だと思うが、この由緒正しいAustinにも多くの見所がある。今後昼休みを利用してその謎の解明にあたることにする。手始めに昨日はテキサス大学オースティン校を訪れた。本校はテキサス州最大の大学でUC Berkelyより全然いい。
以上報告終わり。
また、Austinには世界最大のコウモリのコロニーがあり、デーブがどうしてもそこに行きたいとダダをこねたので昨日の黄昏時に訪れた。場所はDowntounの端を流れるTown Lakeの上に掛かるCongress Ave. Bridgeである。橋の裏側の溝に約75万匹のコウモリ(メキシカン・フリーテイル)が棲んでいる。4月から10月にかけて夕暮れになるとこのメキシカン・フリーテイルがえさを求めていっせいに飛び立つさまが見受けられる。また冬場には暖かいメキシコにMigrateするらしく彼らはスペイン語と英語のバイリンガルコウモリである。メキシカン・フリーテイルは一晩に体重の半分くらいのえさを食べ1日にトータル9トンの虫を捕まえてくれる正義の味方である。
さて、昨日、Hyattの駐車場に車を止め、コウモリの飛び立ちが見れる橋の麓の公園へと足を向けた。そこにはたくさんの観光客がたむろしており、餓鬼どもが我が物顔で走り回る中コウモリの出現を今か今かと待ち構えていた。結局1時間半くらい待ち日もとっぷりと暮れた7時35分頃からぱらぱらとコウモリが出始め、10分もするとその数はおびただしくなっているのに気づいた。溝から現れたコウモリを観察していると、黄金バット(ハハハハハ)やロビンやバットマン、はたまたジョーカーの姿も見られ閑静なAustinはまさにゴッサムシティと化した。
あとで気がついたのだが橋の近くの道の真ん中に360度回転台座付きのコウモリのオブジェが誇らしげに飾ってあり、やはりここはゴッサムシティだと思ったのであった。
マサよ!残念ながらコウモリのサンプルは採取できなかったがこの光景を見に必ずAustinに来いよ!
Reported by Takeo Fukuda : FTB in Austin