10月13日より三洋電気のお客さんをアテンドするためにサンタクララに来ることになってしまった。裏の仕事なので非常に退屈ではあるがとりあえず客をサンフランシスコのクリフハウスやコイトタワーに案内してお茶を濁し、FTBのチャンスを虎視淡々と狙っていた。
10月14日のミーティングで何とか片が付いたので10月15日はフリーに使える日と相成りました。ここ2日間非常に退屈だったのマサでも拉致して大阪難波花月でも行って寄席でも見て大笑いするかと思っており、頭の中で「寄席見てえ!、寄席見てえ!」とずっと考えていた。ところがふと気が付くと「寄席見てえ!」が「よせみて~」になり、最後はヨセミテ~になっていた。そして石坂浩次の「そうだ!京都行こう」ではないが「そうだヨセミテに行こう」という状態に陥っていた。ヨセミテと言えば1998年8月13日FTB発祥の地と言われており、マサがマサの1つ覚えのように4回も5回も訪問しやがった「マサよ必ず来いよ!」の殿堂、FTBの聖地である。10月15日早朝サンノゼのHYATT Sainte Claira(1泊 $204)を出発したFTBはI-880を北上して一路ヨセミテに進路を取った。一部ヨセミテ国立公園への進路が工事中で大幅な迂回を余儀なくされながらもなんとかグレイシャーポイントに到着したのは4時少し前の時間帯であった。ここはヨセミテ国立公園のSenic Spotの中では最高のポイントであり、東京ドームの20倍の規模はあると思われるHalf Domeを中心としたヨセミテの山々が一望出来る。日本では到底見ることの出来ない景色を満喫したあと、ヨセミテバレーのカレービレッジに降り、今晩はカレービレッジの栄光のキャビン#522に泊まることになった($43.65)。このあたりは夜になると漆黒の闇夜が襲い、空を見上げると美川憲一と私の星座であるさそり座がさる然と輝いていた。ビレッジは夜10時以降はQuiet Timeで静かにしなければならないことになっているのだが、私の回りのキャビンは深夜になっても騒がしかったたため、キャンプ名物仮面と斧を持ったジェイソンの格好をして襲撃でもしてやろうかと思ったが、その日は金曜日ではあっても13日ではなかったので思いとどまらざるを得なかった。
翌朝6時半ごろにチェックアウトしたFTBは再びグレイシャーポイントを目指し、ヨセミテの日の出を目の当たりにすることが出来た。昨年のヨセミテツアーではマサにアメリカ大陸旅行の厳しさを身を持って教えるために帰り際に人並みはずれた動体視力を使って高速道路上に落ちているシャープエッジのある小石を踏んでわざと車をパンクさせ、高速道路上でのタイヤ交換の実地トレーニングを実行してやったわけだが、今年はそうする必要もなかったため、まっすぐSFO空港に戻り、JAL便で帰っていった。
今回はトータル3泊5日の短い旅ではあったが、伝統のAvisレンタカーを使ったFTBをひさびさに実行することが出来、何とかマサに対して示しを付けることが出来た。
次回はFTBのジョン・フォードと言われているタケオ氏が案内するモニュメントバレー・ツアーをお届けします。マサよ、悔しかったら「荒野の決闘」で私を倒してから行け!
マサよ必ず来いよ!もし来なかったら、ヨセミテ特産餌付したBlack Bear一式を送り付けてやるぜ!
山を飛び、谷を越え、夢と希望をAvisに託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪
Presented by FTB Co. Ltd.
代表 Masa
取締役運転手 Masa、acting
インターン Kazu
調達実施本部長 Masa、acting
総統 Takeo Fukuda (FTBJ代表兼務、ソートーすごいらしい)
スポンサー 大蔵省
協力 Avisレンタカー