マサよ、君は日本海の疾風(かぜ)壱岐雄介をを知っているか?(とりあえずこれを見やがれ!!)http://homepage1.nifty.com/namikiri/ikiisland1.htm
ということで今回は朝鮮半島にも程近い地理的条件を持つ長崎県、壱岐・対馬のうちの壱岐にやって来たのだ!
7月13日(土)
福岡空港から地下鉄に乗換え、博多駅に到着し、そこから西鉄バスで博多埠頭に向かった。博多埠頭には2つのビルがあり、高速船の切符売り場があるビルの方には巨大な水槽が据え付けられており、そこにはおびただしい数のシマアジ、石鯛や引っ込み思案系の魚であるうつぼやアオウミガメがが飼育されていた。
九州郵船が誇るジェットフォイル、ヴィーナスに搭乗すると左手にシーサイドももちに君臨する福岡タワーやホークスタウンの福岡ドームや王監督の常宿となっているシーホークホテルを遠巻きに眺めながら船は沖へと向かい、わずか1時間5分で壱岐、芦辺港へと到着した。ちょうど昼飯時にさしかかっていたため、フェリーターミナルの荒くれ船乗りが集まる大衆食堂で名物の生うに丼(¥1,550)を発注した。生うに丼とは言うものの、器はどんぶりではなく、普通の茶碗に毛が生えたような小さなものであり、ややボッタクリの印象をどうしてもぬぐい去ることは出来なかった。
今回はレンタカー等の交通手段を用意していなかったため、30℃を越える炎天下にもかかわらず徒歩で島を横断し、8km離れた湯の本温泉を目指すことにした。見渡す限りの田舎道の峠を歩いているとマムシ系の蛇が車に轢かれている姿や現役のシマヘビが蠢いている姿を頻繁に目にする事が出来、この島自体は小さいが実はヘビ~級であることを思い知らされる。
峠を越えると鬼の窟(いわや)という古墳に遭遇した。この古墳は円墳で昔の偉い人の墓であるが、今日のような暑い日は古墳内部で暑さをしのげる絶好の避暑地と化していた。さらに歩を進め、いきいき壱岐ツアーのツアーバス2台に抜かれながらも何とか目的地である湯の本温泉郷に到着することが出来た。今日の宿は老舗温泉旅館長山というところでさすがに老舗らしくFTBの実力者である私に気を使って歓迎の意を表す看板を玄関に掲げて待っていやがった。
ところで湯の本温泉の泉質には鉄分が多く含まれており、茶色のお湯にタオルを浸すと茶色く染まってしまうのでピンクのタオルが宿泊客に供給されていた。海の幸の宝庫である壱岐を代表する旅館の夕食は客の懐具合により差別化されており、マサのような成金野郎には生き造りを供給するメニューもあるのだが、最低ラインの予算\10,000で我慢した私でさえ、生うにやアワビ、サザエのお造りがふるまわれたのだ。露天風呂に入っているとどうしても北朝鮮の工作員にそのまま拉致されるのではないかという恐怖が付きまとうのだが、マサの拉致を専門に行い、小学校で図画工作を優秀な成績で修めたほどの工作能力を持つ私にとってはウニの殻さえ手元にあれば金賢姫のような優秀な工作員であっても太刀打ちすることは出来ないだろうと評価されている。
7月14日(日)
マサよ、君は壱岐の最強の観光スポットを知っているか?壱岐の東部に黒崎岬という岬があり、そこに日本一の猿岩というマサに猿の横顔をほうふつとさせる岩がそびえている。そのスポットには駐車上や食堂、土産物屋が出店しており、ツアー客は必ずここに来て記念写真を撮って大金を使わなければならないことになっている。しかし、岩の正面に回りこんで岩の表情を見てしまうと単なる頑強な岩に成り下がってしまうのでツアー客は決して余計な動きをしてはいけないのだ!!
FTBサマリー
総飛行機代 ¥1,000(差額はANAのご利用券利用)
総ジェットフォイル代 ¥8,900
総宿泊費 ¥11,400(温泉入湯税、2食分込み)
次回は日本で一番高い場所に挑戦する予定です。