FTB炎の離島デスマッチ第?弾 in モロカイ島

アロハ マサよ ハワイ湯!?

ということで、裏の仕事の出張の移動の隙間を利用してFTBはハワイの島々の中でも「根っからのハワイ」と言われているモロカイ島の探索に乗り出す機会を得ることになったのだ。

2004年8月6日(金)

♪Love is the mistery わたしをよ~ぶの~、愛はミステリー~、不思議なち~から~で~~~~~♪と中森明菜よろしく成田空港第一ターミナルの北ウイングから午後7時55分発UA866便に搭乗すると7時間20分程度のフライトでホノルル国際空港に到着した。順調に入国を果たすと空港内の離れのビルに位置しているアイランドエアーのターミナルに移動し、午前10時10分発のモロカイ島行きの便への搭乗に備えていた。アグネス・ラム系の地元添乗員が笑顔で迎えるDHC-8型プロペラ機に乗り込むと30分程度のフライトでモロカイ空港に到着することに成功した。

アロハスピリッツに溢れたホスピタリティで対応するダラーレンタカーの空港窓口でクライスラーのネオンをレンタルすると早速島内の散策に乗り出すことにした。ハワイの原風景と言われている開発がなされていない原野を抜け、島の東部にフラダンス発祥の地と言われているモロカイランチという牧場系ロッジファシリティがある地域を軽く車で流し、その後今回の宿泊地に指定された島の南部のリゾート地であるMarc Molokai Shoresにチェックインを果たすことにした。3階建てのリゾートコンドミニアムの様相を呈したMolokai Shoresの3階最上階に入室すると設備は自炊系のファシリティの他に部屋の中の階段を上がると2つのベッドが設えられている屋根裏部屋もあり、楽に4人が宿泊出来るような体制が取られていた。さらにオーシャンビューのベランダからはラナイ島の姿もクッキリと目にすることが出来るのだ。

夕暮れ時に島の北部にあるカラウパパ展望台から隣の秘境カラウパパ半島を眺め、さらに軽く林状のトレイルを歩くとファリック・ロックという高さ2mほどの男根系奇岩が出現した。子供に恵まれない女性が触れると希望通り子宝を授かるという伝説を持つこの石はマサに少子化社会には朗報となる代物であろう。

モロカイ島唯一の町であるカウナカカイにあるフレンドリー・マーケットというスーパーで食料品を買い込み、部屋の電子レンジで夕飯の支度をするとなぜかハワイで放映されている巨人・阪神戦とキカイダー・ゼロワンを見ながら暑い夜を更かしていったのであった。

8月7日(土)

冷房がないため、扇風機をぶん回しながら暑い夜を明かした後、テラスから美しい海とラナイ島の景色を眺め、ながら早朝の優雅なひと時を過ごしていた。室内のソファーでまどろんでいるとどこかしら水が流れる音が聞こえてきた。この宿泊地のファシリティでは決まった時間にスプリンクラーが作動するので多分どこかで放水しているのだろうと別に気にもとめずに1時間ほどうとうとしていたのだが、その水の音はやけに近くに聞こえ、なかなか止まらないのでおかしいと思い、音源に近づいてみるとなんと水洗トイレのタンクの下部にクラックが入りそこから止めどもなく水が流れており、フロアが水浸しになってしまっていたのであった!早速フロントに殴りこみ、メンテナンスの業者を来させるということになったのだが、浮世よりもゆっくりと時間が流れるラナイ島では業者が来るのに2時間を要してしまったのであった!!

タンクが取り替えられて、水漏れの恐怖を克服すると気を取り直して島の西部の秘境ハワラ渓谷までドライブすることにした。Molokai Shoresからハワラ渓谷への道はすばらしいドライブコースが展開されており、きれいな海を眺めながら進んでいるうちに道はいつしか車が一台しか通れないほど狭くなっていた。さらにいくつかの急カーブを通過すると不意に美しい湾やビーチの絶景が広がってきた。ハワラ湾に下り立つとそこは原住民がサーフィンやボディボードと戯れており、その後ろにそそり立つ崖は北海岸に沿って続き、モロカイ島のダイナミックな景観を造り上げ、マサに秘境と呼ぶにふさわしい眺めを提供していたのだ。

島の東北部の沿岸にカルアコイ・リゾートというマリン・リゾートやゴルフ場が展開されているリゾート地が君臨していたので後学のために見物に行って来た。土曜日の午後ということもあってか、ビーチ沿いのピクニックエリアでは原住民がのんびりと海水浴や日光浴、飲食を楽しんでいた。

8月8日(日)

午前9時15分のフライトでモロカイ島からホノルルに帰ってくると早速ダラーで先ほど返したばかりのネオンをレンタルし、ハワイで最も優秀な学生が集まると言われているハワイ大学に行ってみることにした。夏休みのため、キャンパス内は人気も少なく、見るべきものがなかったため、適当にハワイ大学をスルーしてダイヤモンドヘッド州自然記念公園($1)に向かうことにした。ダイヤモンドヘッド山頂に到着するためには山道入り口から山頂までの距離にして1.1kmの過酷な岩山と暗いトンネル、急な階段を猛暑の中徒歩で進まなければならない。しかし、その過酷な山道を制覇した先にあるものはこの世のものとは思えないほどすばらしいワイキキビーチの遠景とダイヤモンドヘッドクレーターの全貌等の景色であったので足腰の弱い日本人観光客も息を切らし、汗だくになりながらも何とか頂上にたどり着こうと必死にもがいていた。

ダイヤモンドヘッドを下山し、車の中で水からお湯に変貌を遂げている液体を飲み干すと島の東海岸沿いのすばらしい景色を眺めながらドライブと洒落こむことにした。ブルーハワイの象徴と言われている島東部のハナウマ湾は駐車場の交通規制のために入ることが出来なかったため、その先のView Pointに車を停めて東海岸を見渡して見るとやはりこのあたりがハワイで一番海が美しいところであると再確認させられた。

さらに車を転がし、サーフィンのメッカであるノースショアからサンセットビーチに向かったもののシーズンは9月半ばから始まり、それまでは高い波も来ないため、北部沿岸は普通の静かな海水浴場に成り下がっているだけであった。その後島の南部に下り、今日の宿泊先である空港近くのベストウエスタンホテルにチェックインすると夕暮れ時のワイキキに繰り出すことにした。夏休みのワイキキはおびただしいほどの日本人観光客で多少湘南海岸化現象を起こしているもののマリオットホテルの前では華やかなフラショーが繰り広げられており、やはりここは世界最高レベルのリゾート地であることを否が応でも思い知らされたのであった。

8月9日(月)

午前7時発UA58便にてサンフランシスコへ向かい、不本意ながらここから裏の仕事モードへ・・・・

FTBサマリー

総飛行機  ¥19,760

総宿泊費  $359.85

総レンタカー代  $223.02

総ガソリン代  $13.21

次回は待望の第2回カンガルーといっしょに地球環境問題をカンガェルーツアー in オーストラリアをお届けする予定です。

協力 ユナイテッド航空、ダラーレンタカー, Symantec Corp.

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