FTBJ北の国から2006ウトロ(知床旅情)

♪ア~ア~、ア ア ア ア ア~♪

じゅん、じゃなかったマサよ~ォ、君は最近世界遺産に認定された日本の北の秘境に足を踏み入れたことがあるか!?

ということで、梅雨入りした関東地方のじめじめ雰囲気から逃れるべく人知れずシレッと知床まで足をのばし、温泉でも足を伸ばしながら知床旅情を満喫する旅に出ることにしたわけで・・・

2006年6月10日(土)

午前8時55分発ANA741便B767-300機は国際線に使用されるAir Japanの機材だったため、私が座っていた5Cのシートはビジネスクラスのシートだったわけで、1時間半程度の快適な空の旅で10時半過ぎに雨降る釧路空港に到着したわけで・・・

空港のニッポンレンタカーでスズキの小型車をレンタルし、「動物は交通ルールを知りません」という衝撃的な標語を胸に刻んで一路北東に車を走らせたわけで・・・ 標津町のとある回転寿司屋で皿の色と値段のマッチングに注意しながら寿司を食い、吉岡秀隆に三行半をつけた内田有紀を漁港で発見出来るかも知れない羅臼に入り、さらに知床峠を越えて知床半島の一大温泉街であるウトロに着いたのは午後4時近くになっていたわけで・・・

予約していた民営国民宿舎桂田でオホーツク海を見下ろすことが出来るウトロ温泉の露天風呂でウトロウトロした後、午後6時過ぎに供出された夕食の量は大量の海の幸、帆立貝じりじりあぶりホタテバター焼き、鹿のすき焼風鍋等着火マンを三つも使い、しかも丸ごと毛蟹、鮭親子丼と夕張メロンで締めるという豪華絢爛なものであったため、食後は必然的にノックアウトさせられてしまったわけで・・・

6月11日(日)

早朝8時過ぎに桂田を引き払うと知床八景のひとつである知床五湖に向かった。ヒグマ出現アラートにより、一湖とニ湖しか散策出来なかったが、知床では1,2を競う人気スポットであるため、おびただしい数の観光客が熊よけの鈴を鳴らしながら整然と歩いていたわけで・・・

ウトロ港の近くに高さ60mのオロンコ岩がそびえているので登頂し、平坦な頂上からオホーツク海を見下ろしながら雨上がりのオロンコ岩の遊歩道をドロンコにならないように注意しながら一周したわけで・・・

ほたるぅ、じゃなかったマサよよ~ォ、君はゴジラ岩を知っているか!?

ということで、ウトロ漁港周辺には数多くの土産物屋とともに知床観光船のクルーズの客引きで賑わっているのだが、その状況を見下ろすようにゴジラ岩が君臨しており、ゴジラの手湯とともに知床の守護神として奉られているわけで・・・ http://www.gojiraiwa.com/nazo.htm

道東観光開発(株)が提供する知床観光船オーロラが知床岬航路(¥6,000)と硫黄山航路(¥2,700)をクルーズさせているので午前10時発の硫黄山航路のオーロラ2に乗船させていただくことにしたわけで・・・ウトロ港を出港したオーロラ2は知床半島の西岸に沿って航行し、流氷と荒波に削られた絶壁とオーバーハングの絶景を眺めながら1時間半の航海はあっという間に終わったわけで・・・航海の途中で崖の上で佇んでいるヒグマのシルエットや硫黄山から流れ落ちるカムイワッカの滝等をかもめと一緒に堪能することが出来、原始の秘境知床旅情を十分満喫することに成功したわけで・・・

ウトロ港を後にすると、知床横断道路を東に向かう途中でプユニ岬展望台からウトロを見下ろし、フレぺの滝で虹色に輝く幻想的な滝を見物し、霧の知床峠から北方領土が見れないジレンマを引きずりながら熊の湯という存続の危機に瀕している地元の秘湯に入湯し、ボランティアとして毎朝掃除をしているおやじの愚痴を聞いたりしたわけで・・・

最後に羅臼のとある北方領土を見晴らす展望台で鹿と一緒に国後島を眺めた後、釧路に戻り、そのまま機上の人になったわけで・・・

総飛行機代 ¥2,400

総宿泊費 ¥9,075(2食付き)

総レンタカー代 ¥10,000

総ガソリン代 ¥4,029

総走行距離 472km

総知床観光船代 ¥2,700

協力 ANA、ニッポンレンタカー、道東開発観光(株)

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