FTBJ炎の離島デスマッチ第?弾 in 伊良部島/下地島

マサよ、君はANAやJALのパイロットがどこで飛行訓練を受けているか知っているか!?

ということで、将来キムタクのような生意気なANAの副操縦士になることを目標としている私にとってどうしても見物しておかなければならないファシリティが南の海に浮かんでいるという情報を入手したので早速飛行機を飛ばしてその施設を訪れることにした。

7月5日(土)

すっかり常連となってしまった沖縄那覇空港を経由してANK171便にて約1年半振りに宮古島に着陸した。地場のレンタカー屋である「おきなわレンタカー」でスズキのアルトをレンタルすると丁度昼飯時に差し掛かっていた時間帯でもあったため、有名な丸吉食堂でソーキそば(¥600)を食いながらここを訪れた実績のある藤井ふみややオール阪神巨人の阪神君やトミーズ・マサ!等の記念写真を見物していた。数ある写真の中でなぜかCCガールズだけは「CCガールズ」という説明がマジックで施されてあったのは一目見ただけではCCガールズと判別出来ないためであると思われた。

にわか阪神ファンにとって夏場に必ず訪れる必要のある伊良部島は宮古島の平良港からフェリーでわずか25分の場所に位置しているので大枚¥2,000(往復)を支払って早速カーフェリーゆうむつにスズキアルトごと乗り込むことにした。伊良部島の東海岸の佐良浜港で下船するとパワーの出ないアルトのアクセルを目一杯踏み込んでイチロ下地島を目指した。伊良部島と下地島は独立した別々の島々であるが、島の境界を仕切るわずか数メートルの入り江の上に数本の橋が掛かっており、島民はあたかも単一の島での生活をエンジョイしている様相を呈していた。

下地島の西側に下地島空港が開けており、ここは日本で唯一のジェット機のパイロット訓練場として無数の機長や副操縦士を生産しているのだ!今日の宿泊地は下地島空港施設株式会社が運営しているオーシャンハウスinさしばを予約しておいたので早速チェックインすることにした(¥3,675)。ところで「さしば」というと抜けた歯を補うために人口の歯を差すことを連想する輩が多いと思うが、実はサシバとは10月頃に日本からフィリピンを目指す途中にこの地で羽休めをする渡り鳥のことで毎年数万羽のサシバによってこの島は埋め尽くされると言われている。

ところで宿泊ファシリティの方であるが、この地は航空会社の宿泊施設や地元の従業員のアパートや一般旅行者の旅館を兼ねている一大居住地帯であるため、部屋はすべてワンルームマンション形式になっており、大型冷蔵庫や全自動洗濯機等が据え付けられており長期滞在に耐えうる構造となっていた。また、受け付け事務所のある棟には食堂があり、旅行者はそこで現金を払って飯(社食みたいなメニュー)を食うことが出来るのだが、予約をすれば伊勢海老やヒレステーキ等の高級ディナーも楽しむことも出来、舌の肥えたパイロットの機嫌を損ねないような配慮もされているのだ。

7月6日(日)

昨日はオーシャンハウスinさしば「(http://www.cosmos.ne.jp/~safco/)←音付きサイト」にてパイロットの研修気分を満喫することに成功したので今日は早朝より島の散策に向かうことにした。伊良部島/下地島を代表する景勝地として帯岩と通り池がある。帯岩とは明治8年の大津波により運ばれてきた高さ12.5m、周囲59.9mを誇る巨大岩である。現在は町指定の史跡に登録されているため、鳥居付きの島のご本尊として君臨している。また、通り池とは一つの池だが天然の橋によって二つに分かれて見え、底で海とつながっているため、神秘的なダイビングスポットとして人気のある沖縄県指定の天然記念物である。

今回のツアーのハイライトである下地島空港は下地島の西端に位置している。周囲をエメラルドグリーンの海に囲まれ、飛行機の着陸用の誘導灯のようなものが海に突き出しており、高感度レーダーも完備している。今回は土日の訪問になったため、残念ながら訓練機が離発着する様子をライブで見ることが出来なかったが、マサであれば財務省の財力を結集してでもデモンストレーション用の飛行機と若いパイロットをチャーターして掘ちえみをしごいた風間杜夫扮する教官気分を満喫していたであろうと思われた。尚、訓練のメニューの中には今ではJRの改札口でおなじみになったタッチアンドゴーも含まれていると言われている。

訓練が見れなかったゆううつな気分を引きずりながらフェリーゆうむつにて宮古島に帰ってくると平良港から車を飛ばして池間島に向かった。池間島は宮古島の北部に位置し、全長1,425mの池間大橋にて宮古島とつながっている。

マサよ、君は東洋のグレートバリアリーフが宮古島近海に存在していることを知っているか??

世界的に有名な八重干瀬と言われる幻の大サンゴ礁群が池間島の近辺に存在し、数多くのダイビングやシュノーケルツアーで賑わいを見せているのだが、私は池間島海底観光が運行するグラスボート(¥2,000/50分)に乗り込むことにした。前回このボートに乗ったときは12月だったのでサンゴ礁が生息する海に入ることが出来なかったが、今回は真夏ということもあり、進水体制を整えてボートに乗ることにした。ここの海の特徴は巨大なテーブルサンゴや枝サンゴ、人間の脳を連想させる直径15m以上の巨大なサンゴ等、種類が豊富なことであり、また色彩も緑、赤、黄色、青等非常にカラフルなので乗船客は船の揺れにによる吐き気を我慢しながらも船底のガラス越しに見えるサンゴに見入っていた。

とある足が付きそうなポイントで船を止めると早速サンゴの海に侵入したのだが、水中メガネ越しに見るサンゴと熱帯魚のハーモニーにより観光客はみな龍宮城気分を安価で満喫することが出来るように取り図られているのだ。

FTBサマリー

総飛行機代 ¥24,400

総宿泊費 ¥3,675

総レンタカー代 ¥9,575

総ガソリン代 ¥1,811

総カーフェリー代 ¥2,000

総グラスボート代 ¥2,000

次回はSARSによる渡航制限が解除された地域にFTBがいち早くツアーを敢行し、ラストエンペラーの

実態を解明する予定です。

協力 ANA.ANK,おきなわレンタカー、下地島空港施設、池間島海底観光

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