FTBJ炎の離島デスマッチ第?弾 in 徳之島

沖縄本島以西の離島はほとんど制覇してしまったFTBJであるが、鹿児島と沖縄の間には奄美群島という数多くの離島が浮かんでおり、ここは手付かずの状態で残されてしまっている。今年は奄美群島日本復帰50周年ということでこの機会に何とか奄美群島を制覇しなければならないと考えていた。今回はその第一弾としてスポーティアイランドとして名高い徳之島を訪問することにした。

4月12日(土)

早朝6時50分発のANA619便にて鹿児島空港に9時前に到着すると、10時35分発のJAS977便に乗り継ぐために空港内で待機していた。ところが空港アナウンスに注意して耳を傾けると天候不良のため、徳之島行きは出発を見合わせる可能性があるかも知れず、10時20分ごろにそのディシジョンが下されるとの非常なメッセージが流されていた。もしフライトがキャンセルになったら、ノースウエストのマイレージが余っていたのでマサであれば\40,000くらいかかるところを私はただで入手していたチケットが無駄になってしまうのではないかと気が気ではなかった。

徳之島空港に着陸出来ない場合は鹿児島空港に引き返すという条件付で何とか離陸したJAS便はハーレクイーンエアーのクルーによる運行で15分遅れながらも何とか午後1時前には徳之島に着陸することに成功した。トヨタレンタカー空港営業所でダイハツミラをレンタルすると早速島の探索に繰り出すことにした。島をぐるっと回る感じで空港から31kmほど離れた島内で最も栄えている亀津という町でラーメンと餃子を食った後、海沿いに島の最南部を回ってから北上するようにミラを転がしていた。

徳之島は長寿の島として有名であり、世界一のじじいである泉重千代もこの島で120歳と237日の生涯を閉じたことで有名である。その栄光が称えられ、泉重千代像が島の南西部に誇らしげに建立されているのでとりあえず見といてやることにした。また、現役の世界一の長寿者として君臨しているばばあであるあの2日起きて2日寝るという「かまとばばあ」もここ徳之島で77歳まで生活していたということで何と「かまとおばあ茶ん」という便乗商法系のお茶まで販売されていやがった。

島内の景勝地として島の西部に犬田布岬があり、そこに戦艦大和の慰霊塔がそびえている。慰霊塔は巨大な大和の艦橋と同サイズで東シナ海を見下ろすように立てられているのだが、大和の復活は西暦2190年に波動エンジンを搭載し、古代進や森雪等を擁してイスカンダルに向かうまで待たなくてはならず、あと180数年はかかる見込みである。http://www1.ocn.ne.jp/%7Ekyokai/inutabumisaki.htm

♪さらばぁ地球よぉ♪と佐々木いさお系の渋い声で歌いながらさらに4kmほど北上すると犬の門蓋に到着した。ここは人畜に危害を及ぼす犬を海中に投じた実績により名づけられた景勝地でメガネ岩という侵食された断崖、絶壁が壮大な眺めを醸し出しているスポットだ。http://www1.ocn.ne.jp/%7Ekyokai/innnojyobuta.htm

マサよ、君はキューちゃんを知っているか!?

キューちゃんとは九官鳥でもオバケの・・・でもなく、女子マラソンオリンピック金メダリストの高橋尚子のことだ!キューちゃんがシドニーオリンピックや世界記録を樹立したベルリンマラソンの前にここ徳之島でキャンプを張っていたのはあまりにも有名な話である。その栄光をたたえて高橋選手が練習した全長31.2kmのコースは尚子ロードと命名されており、キャンプを張ったリゾートコテージ近くのスタート地点には尚子ロードの記念碑が建立されているのだ。そのおかげでこのコースは日本一のマラソン練習コースとしての地位を確立し、私も将来SB食品に転職して瀬古利彦監督のもとでアテネを目指そうと考えていたのでこのコースを走って見ることにした。しかし今日は非常に蒸し暑かったので小出義男監督と同様に乗り物で走ることにした。http://www.d1.dion.ne.jp/~hikkoshi/photo/amagi/naoko/naoko.html

島で唯一の健康ランドが天城町の東シナ海を見下ろす高台で営業しているので今日はそこに宿泊することにしたのだが、設備が非常に古く、漢方薬の湯も沸かしてなかったので思わず不健康になるのではないかと懸念された次第であった。

4月13日(日)

夜中に雷雨が島を遅い、窓の外では雷が鳴り響いていたのだが、健康を害した気分になった健康ランドを出る午前9時ごろには何とか天候は持ち直してくれた。

島を再びぐるっと1周した後、高橋尚子が感じたであろう針のむしろに座らされているような重圧を感じるためにムシロ瀬という景勝地を訪問した。しかし、ここではプレッシャーというよりもむしろ奄美十景に数えられている景色を堪能して十分リラックスすることが出来た。http://www1.ocn.ne.jp/%7Ekyokai/mushiroze.htm

島の北部に金見ソテツトンネルというソテツの巨木が数百メートルにもわたり群生し、トンネルを形成している景観を見ることが出来るスポットがある。そのトンネルを通り抜けた先には東シナ海と太平洋が眼下に広がっているのだ。http://www1.ocn.ne.jp/%7Ekyokai/kanami-sotetsu.htm

午後12時10分のフライトで徳之島を後にしなければならなかったので11時過ぎには空港に帰ってきた。空港の観光案内所にはキューちゃん、監督コンビの色紙や写真の他に磯野貴理子、羽田恵理香、ロンドンブーツの亮君、佐藤B作といったB級バラエティタレントのサインが誇らしげに飾られていた。

FTBサマリー

総飛行機代 \600

総宿泊費 \4,500

総レンタカー代 ¥4,750

総ガソリン代 \1,400

今後の活動予定:GWスペシャル「ゴジ」が出るか??

お詫び:1ヶ月前に購入した最新鋭デジタルカメラであるNikon CoolPix2100が故障してしまい、今回は篠山紀信と同等の技術を持つ私の写真の掲載が出来ませんでしたのでヘタクソなWEBの写真を添付させていただきました。

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