FTB Excursion in Bay Area

10月中旬に続き今年2回目のサンタクララ出張の機会を与えられた私はテキサスインスツルメンツからの客を従えて11月30日から12月5日にかけて長期出張の任務を見事に遂行した。

今回のフライトはANAのエコノミーを会社で予約していたのだが、ANAカードの高級会員である私は同行の客を差し置いてANAサイドの計らいで無条件でビジネスクラスにアップグレードされてしまった。ビジネスクラスのシートに着席すると早速ウエルカムドリンクのサービスがあり、離陸してからほどなくしてパーサーのおばさんがわざわざ私のところに挨拶にきたのでこれからも一生懸命がんばるようにと言っておいた。また、今後マサという者が格安チケットで搭乗してきたときにはしっかり面倒見るようにとも釘を刺しておいた。

11月30日にサンフランシスコに到着し、当日はこれといって仕事もなかったので早速ベイエリアへの観光へとしゃれこんだ。その日は雨上がりで天気もよく、トレジャーアイランド、テリグラフヒルからのダウンタウンの景色も一際輝いていた。また、ダウンタウンのケーブルカーミュージアムではケーブルカーのオペレーションに関してみっちりレクチャーして客の度肝を抜いてやった。

12月1日から3日はとりあえず会社での裏の仕事を鼻歌交じりでこなしたわけであるが、その合間をぬってサンノゼのダウンタウンにあるテックミュージアム通称「The TECH」の見学を行った。The TECHはIntelはいってるやApplied Materials等のシリコンバレーを代表する会社がスポンサーになっており、平日にもかかわらず小中学生らが社会見学に訪れており、我が物顔で館内を闊歩していた。展示物は半導体のような電子機器のしくみを説明したようなものや特命リサーチ200xで取り扱っているような人体のリサーチもの等の科学的なものがたくさんあり、お客様も大喜びであった。また、裏の仕事を遂行している間にもUS101を南下してギルロイのショッピングモールにも立ち寄り、もともと黒のビジネスシューズを買うつもりであったものの、ナイキショップの引力に引き寄せられ定価$130のAir Jordanというシューズを$79で買ってしまった。Air Jordanの種類もたくさん種類があり、「イヤー冗談」と書いたものがひとつくらい売ってないか血眼になって探したが残念ながら置いてないということだった。

仕事も一段落ついた12月4日は土曜日ということもありとりあえず観光へ行こうということになり、客もこれが実はFTBであるということも知らずに総統である私に連れ回されてしまった。US101を北上し、ゴールデンゲートブリッジからの景色をひとしきり観賞したあと、FTBはNorth CaliforniaのWine Countryに向かった。Wine Countryの大手はソノマとナパがあり、Route21をソノマま左へ行けばソノマへ行けるのだが、やはりここは最大手のナパを目指そうということで北上を続けた。「ナハ!」といえば沖縄県やせんだみつおで有名であるが「ナパ」は日本人にはなじみが薄い場所であるためFTBもまずはナパのダウンタウンにあるVisitor Centerで地図をもらい行先を確認してから行動を開始することにした。Napa Valleyには星の数ほどのWineryやVineyardがあるわけだが、今回訪れたのはSt.HelenaにあるBellingerという名門中の名門のVineyardであった。

Bellingerのワインは過去何度も全米ワイン選手権で優勝しており、ここを訪れなければWine Countryを訪問した意味がないと言われているほどすばらしいところであった。時間の関係でツアーには参加出来なかったが、おみやげにワインを2本ほど買ってきたのでオフィスで残業中にでもかっくらってクダでもまこうかと思っている次第である。ところでマサも昨年Wine Countryに来たらしいが、UC Berkeleyの授業に付いていけずに悩んでいたマサがまいたクダが残っていて環境を害していないか心配していたが幸運にもすっかり排除されている様子だった。

12月5日にSFOを発ち、12月6日に日本到着後、再度12月12日にサンタクララへの出張が予定され、造幣局におけるマサと同様にAMJ営業として大車輪の活躍を余儀なくされている私であるが、次回もなんとかFTBツアーを敢行することをもくろんでいる今日この頃である。ところでマサよ、BerkeleyからBARTに乗ってFremontまで必ず来いよ!そうしたらFTBツアーに参加させてやるぜ!

ところでマサよ、偽造500円硬貨の対策として材料を従来の銅75%、ニッケル25%の白銅から導電率を変えるために亜鉛を配合したものに変えているそうであるがそんな付け焼き刃の対策ではいたちごっこになり根本的な対策とは思えないような気がするのだが・・・どうせやるならICでも内蔵したハイテク500円硬貨にしたらどうだろうか?

山を飛び、谷を越え、夢と希望をAvisに託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

Presented by FTB Co. Ltd.

代表 Masa

取締役運転手 Masa、acting

インターン   Kazu

調達実施本部長 Masa、acting

総統 Takeo Fukuda (FTBJ代表兼務、ソートーすごいらしい)

スポンサー  大蔵省

協力  Avisレンタカー

FTB1.2周年記念

10月13日より三洋電気のお客さんをアテンドするためにサンタクララに来ることになってしまった。裏の仕事なので非常に退屈ではあるがとりあえず客をサンフランシスコのクリフハウスやコイトタワーに案内してお茶を濁し、FTBのチャンスを虎視淡々と狙っていた。

10月14日のミーティングで何とか片が付いたので10月15日はフリーに使える日と相成りました。ここ2日間非常に退屈だったのマサでも拉致して大阪難波花月でも行って寄席でも見て大笑いするかと思っており、頭の中で「寄席見てえ!、寄席見てえ!」とずっと考えていた。ところがふと気が付くと「寄席見てえ!」が「よせみて~」になり、最後はヨセミテ~になっていた。そして石坂浩次の「そうだ!京都行こう」ではないが「そうだヨセミテに行こう」という状態に陥っていた。ヨセミテと言えば1998年8月13日FTB発祥の地と言われており、マサがマサの1つ覚えのように4回も5回も訪問しやがった「マサよ必ず来いよ!」の殿堂、FTBの聖地である。10月15日早朝サンノゼのHYATT Sainte Claira(1泊 $204)を出発したFTBはI-880を北上して一路ヨセミテに進路を取った。一部ヨセミテ国立公園への進路が工事中で大幅な迂回を余儀なくされながらもなんとかグレイシャーポイントに到着したのは4時少し前の時間帯であった。ここはヨセミテ国立公園のSenic Spotの中では最高のポイントであり、東京ドームの20倍の規模はあると思われるHalf Domeを中心としたヨセミテの山々が一望出来る。日本では到底見ることの出来ない景色を満喫したあと、ヨセミテバレーのカレービレッジに降り、今晩はカレービレッジの栄光のキャビン#522に泊まることになった($43.65)。このあたりは夜になると漆黒の闇夜が襲い、空を見上げると美川憲一と私の星座であるさそり座がさる然と輝いていた。ビレッジは夜10時以降はQuiet Timeで静かにしなければならないことになっているのだが、私の回りのキャビンは深夜になっても騒がしかったたため、キャンプ名物仮面と斧を持ったジェイソンの格好をして襲撃でもしてやろうかと思ったが、その日は金曜日ではあっても13日ではなかったので思いとどまらざるを得なかった。

翌朝6時半ごろにチェックアウトしたFTBは再びグレイシャーポイントを目指し、ヨセミテの日の出を目の当たりにすることが出来た。昨年のヨセミテツアーではマサにアメリカ大陸旅行の厳しさを身を持って教えるために帰り際に人並みはずれた動体視力を使って高速道路上に落ちているシャープエッジのある小石を踏んでわざと車をパンクさせ、高速道路上でのタイヤ交換の実地トレーニングを実行してやったわけだが、今年はそうする必要もなかったため、まっすぐSFO空港に戻り、JAL便で帰っていった。

今回はトータル3泊5日の短い旅ではあったが、伝統のAvisレンタカーを使ったFTBをひさびさに実行することが出来、何とかマサに対して示しを付けることが出来た。

次回はFTBのジョン・フォードと言われているタケオ氏が案内するモニュメントバレー・ツアーをお届けします。マサよ、悔しかったら「荒野の決闘」で私を倒してから行け!

マサよ必ず来いよ!もし来なかったら、ヨセミテ特産餌付したBlack Bear一式を送り付けてやるぜ!

山を飛び、谷を越え、夢と希望をAvisに託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

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FTBJ立山アルペンツアー

ここ最近裏の仕事を24時間7日間体制で行ってきたが、今回奇跡的に休みが取れたのでFTBJツアーを敢行することにした。今回の目的地は来年早々に予定されている「特命リサーチ200FTB、ネヴァダ州フーバーダムとポカリスエット開発の因果関係の謎を追え」で訪問が予定されているフーバーダムとのリファレンスを取るために立山黒部アルペンルートにある黒部ダムに設定した。

さすがに秋の3連休ということで関越自動車道は30キロ以上の渋滞と混雑の様相を呈していた。10月9日(土)早朝に家を出たFTBはその日の夕方に長野県入りし、信州健康センターに宿を取り、ブルームオブユーススペシャルと温泉で疲れを取り、翌朝の黒部ダム制覇に備えていた。

10月10日体育の日は早朝から晴れ上がり、マサに観光日和であった。そのため黒部アルペンルートは異常な程の集客で駐車場には車が入りきれず、離れの臨時駐車場からシャトルバスで黒部への玄関口である扇沢に輸送された。扇沢から黒部ダムへは関電トンネルで直結されており、6.1キロの道のりを関電トローリーバス(往復¥2200)で行くことが出来る。

シャトルバスの待ち時間30分、トローリーバスの待ち時間2時間を経て何とか黒部ダムに到着することが出来たのはお昼をまわった時間帯であった。物知りのマサであればすでに知っていると思うが、このダムの正式名称は黒部川第四発電所黒部ダムと言い、黒四の名称で親しまれている日本最大のダムである。昭和38年に完成したこのダムの形式はアーチ式ドーム越流型ダムで高さ186m、堤長492m、総貯水量2億立方メートルを誇り、ケツの穴の小さいマサのウンコであれば10億回分相当を流すことが出来ると言われている。あらゆる知識と経験と当時の土木技術の粋を結集して関西電力によって作られたこのダムはマサに日本の高度経済成長の象徴とも言え、当時は巨額の裏金が建設官僚の懐に入ったことは容易に予想される。

マサよ、関西電力から電気を供給されている者でこのダムを訪れなければ関西電力の電気代が2倍になるということを君は知っているか?

黒部ダムの雄大さもさる事ながら、この黒部峡谷は日本のヨセミテとも言えるような景観を誇っており、訪問者の目を楽しませてくれている。

黒部ダムの上流黒部湖駅からケーブルカー(往復¥1260)で標高1828mの黒部平に到着したFTBは読売ツアーや近ツーで来ているオバタリアンを尻目に信州そばを食い、北陸ビールを飲んでしばし、紅葉がかった景観を楽しんだ。黒部平から標高2316mの大観峰までロープウエイで行くことが出来るのだが、なんと待ち時間が2時間ということでここから先の道のりは断念せざるを得なかった。この黒部立山アルペンルートはロープウエイのあと立山トンネルをトローリーバスでくぐれば最終的には富山またはウナヅキトリオ(B&Bの洋八、ツービートのきよし、伸介・竜介の竜介)で有名な宇奈月温泉まで行くことが出来る。

後で聞いた話であるが、この時期の黒部立山アルペンルートは1年の中でも1番混んでいる時期であり、昨年は今年以上の人出があったということであった。

*次回FTBJはクリスマス時期に岐阜県白川村を訪問し、世界遺産に指定されている合掌造りの家の下で第九を合唱するぜツアーをお送りしない予定です。

  キャスト : ソプラノ担当 – マサ

                指揮者        – タケオ(小沢征爾、カラヤンと同等の実力を持つとクラシック関係者から言われているがチューヤン

                                                には勝てないのでは?とも言われている)

   マサよ、必ず毎日のうがいを欠かすんじゃね~ぜ!

*今週は三洋の客と3泊5日でサンタクララに行く予定です。伝統のAvisレンタカーを使ったFTBが見られるかどうかといったところであるが・・・

山を飛び、谷を越え、夢と希望をAvisに託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

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協力  関西電力

FTB1周年記念大リーグ観戦とナイアガラドロップキックツアー

マサよ、必ず来いよ!と言い続けてとうとう1年が経ってしまいました。ということでFTB発足1周年を記念して総統自らがアメリカの大地で旋風を起こしました。

今回はANAのマイレージを50,000マイル分使用してマサであれば¥170,000位かかるところをただでシカゴまで飛んで行きました。シカゴオヘア空港では通常使用しているAvisではなく,今回はノースウエストからもらったクーポンを持っていた関係上Alamoレンタカーを使用することになった。一応コンパクトサイズの指定はしていたのだが何分勝手が分からないため、アキがCraw Fish Festivalでキーロックしてレスキューに20ドル支払い、また、カズが毎日ガソリン代を請求してシャーリーにいやみを言われていた燃費の悪いフォードのエスコートを支給されたらどうしようかと恐怖におののいていたが結局乗りなれたシボレーキャバリエをレンタルすることが出来た。

1999年8月14日(土)

シカゴのダウンタウンで必ず訪れる必要がある所は何と言っても摩天楼の中でひときわ異彩を放っているシアーズタワーであろう。シアーズタワーはクアラルンプールの何とかビルの次に世界で2番目に高いビル(442m)である。103階のSky Deck($8.5)という展望台までは直通のエレベーターで行けるのであるが、何しろ土曜日であったために1時間も待たされてしまった。しかしながら、展望台からシカゴの町並みを360度のパノラマで眺望できた。シカゴの芸術的とも言える超高層ビル群の景観はマサに圧巻であった。ところでマサよ、スパイダーマンの衣装を特注しといてやったので壁伝いに必ず頂上まで登ってくれよ!また、シカゴはWindy Cityと呼ばれるほど風の強い所で超高層ビルの隙間をかなり強い風が吹き抜けていきます。そのためヅラの人には非常に過ごしにくい都市であるが、うわさによるとアデランスとアートネイチャーの最終試験場がどこかにあるらしいということでここでのチェックをパスしたもののみが辺見えみりや中野浩一のCMを通じて出荷されるらしい??

夜は大リーグ観戦ツアーの1試合目であるシカゴComiskey Parkにてシカゴホワイトソックス対テキサスレンジャーズを観戦した。試合は白熱したシーソーゲームで最終的にシカゴがサヨナラ勝ちを収め場内は異常な盛り上りを見せ、試合終了後も花火が鳴り止まない狂乱状態であった。

8月15日(日)

木田君という若者が体一つで野球をしに来ているので、元気にやっているかどうかわざわざデトロイトまで確かめに行ってきた。デトロイトタイガースの本拠地であるタイガースタジアムは1914年に建立されたアメリカで一番古いメジャーのスタジアムで老朽化は進んでいるものの古き良き時代を感じさせる由緒正しい野球場である。タイガース側の3塁側のボックスシートに陣取った私はブルペンでの木田投手の動きに注目していた。彼は外野手のキャッチボールの相手等精力的に仕事をこなしていたが、9回表に前の投手があと1人に打たれれば木田の登板という決定的なチャンスがあったものの残念ながら今日はマウンドでの勇姿を見ることが出来なかった。

試合がデーゲームだったため、夕方にカナダまで足を伸ばすことにした。昨年のFTBでは伝家の宝刀「許しテキーラ」を使ってメキシコへは2回も不法入国したことがあるのだが、残念ながらカナダへはガードが固くて侵入出来なかったという苦い思い出がある。今回はI-94を持っているので不本意ながら合法入国することにした。デトロイトとカナダの都市ウインザーは川を隔ててトンネルと橋で繋がっている。往路はウインザートンネル($2.25)を使ってカナダへの入国を果たした。

Immigrationを通過するとひとしきり後ろから前から畑中葉子の「カナダからの手紙」が平尾昌明のギターの伴奏とともに聞こえてくるような錯覚にみまわれた。川際の公園でひとしきりデトロイトの高層ビル群を眺め、栄枯盛衰の感傷にひたったあと、帰りはアンバサダーブリッジ($2.25)を通ってアメリカに帰って行った。

8月16日(月)

インディアナ州の州都インディアナポリスに立ち寄った。ご存知の通りインディー500自動車レースで有名な都市であるが、今はシーズンオフなので普通のビジネス街だった。一応州議事堂があったので写真に残しておいた。

今回のFTBツアーのメインの一つであるビッグマックホームラン見学ツアーを敢行するためにセントルイスに向かった。セントルイスは開拓者のスタート地点として有名であり、そのシンボルとしてGateway Archがさるぜんと輝いている。このGatewa(今しきりにCMで流れているPCではない!)は高さ200mでビル60階に相当するオブジェであり、ミシシッピー川を越えて開拓に乗り出していった開拓者魂を記念して建立されたらしい。またこのGatewayの地下は博物館となっており、アメリカ西部の開拓史を垣間見ることができる。

Big Mac率いるセントルイスカージナルスの本拠地ブッシュスタジアムはGatewayの近くでありかつダウンタウンの真ん中に位置している。ブッシュとは95年までオーナーであったアンハイザーブッシュ社社長であるブッシュ氏の名前を取ってつけられたそうだ。さすがにバドワイザーの城下町だけあり、トイレに溜まっている水さえもビール色に輝いていた(ほんまは流してないのか?)。球場入りする前に隣のセントルイスカージナルスHall of Fameという博物館($5)を見学した。そこにはカージナルスで活躍した名選手の記念品が数多く奉られていた。当然、星飛雄馬のライバルであり、巨人の星のキャラクターの中で一際異彩を放っていたアームストロングオズマの遺品が残されてないかと血眼になって探したが残念ながら、星一徹の野望のためか探し出すことが出来なかった。

午後5時に球場入りし、Big Macの打撃練習を見学することが出来た。Big Macはまず挨拶代わりの1球目をバックスクリーンにたたきこみ続けざまにレフト3階席、左中間のスコアボードに直撃段を放ち見るものの度肝を抜くとともに大喝采を浴びていた。他の選手も一応大リーガーらしいが、Big Macだけは別の生物のような迫力があった。結局試合では3打数無安打に終わったものの彼が1球スイングするごとにカメラのフラッシュが球場のあちこちで光り輝きまくっていた。

8月17日(火)

昨日Gatewayの中を探索する時間がなかったので、今日はここからスタートした。Gatewayの頂上まではトラムという乗り物で到達することが出来るのだが、8基あるトラムは1基あたり5人乗りではあるが小錦と舞の海が乗るとふさがってしまうような狭いカプセル状の代物であった。Gatewayの頂上はたくさんの小窓があり、そこからセントルイスの街並やミシシッピ川を見渡すことが出来る。しかしながら200mの高さから下を見下ろすとこれこそマサにマサをバンジージャンプさせるのにふさわしいファシリティーに思えた。

午後からはCultural Visitの時間を取りアンハイザーブッシュの本社を訪問し、工場見学ツアーに参加した。ツアーはありきたりの製造工程の見学と最後に15分程度ビールのテイスティングをさせてもらえた。マサであればこの機会に何10杯も一気をして「ノバやジオスじゃあるまいし、何で俺が関空で英語を教えなあかんねん!?」とクダのひとつも巻いていたところであったろう。

ブッシュスタジアムは今宵も異様な熱気につつまれていた。今夜のマグワイヤはヒットと犠牲フライこそ打ったものの肝心の場面ではタケオににらまれたマサのように逃げ腰でストライクの入らなくなった投手から歩かされてしまっていた。しかしながら試合の方はフィリーズに5対1とリードされていた8回に1点差まで追いつき、9回は四球で出塁した先頭のマグワイヤのあと3連打のつるべ打ちでカージナルスがサヨナラ勝ちしてしまった。

球場はマサに蜂の巣をつついたような大騒ぎで野球の殿堂セントルイスを十分に満喫することが出来た。

8月18日(水)

セントルイスを後にしたFTBはミズーリ、イリノイ、インディアナ、オハイオ州と渡り1時間の時差を越えて次の目的地クリーブランドに到着した。走行距離約600マイル、約10時間の旅であり、マサにFTB総統のそ~と~すごい実力が発揮された移動となった。クリーブランドはGreat Lakesの1つであるエリー湖に面した工業都市でチャーリー・シーン、石橋貴昭主演の映画「メジャーリーグ」で有名なインディアンスを持つ大都会である。

近年インディアンスは必ず地区優勝しているため、地元では非常に人気があり、チケット売り場のおっさんに聞いた所、来年分のチケットまですでに売り切れ状態だということだった。わざわざ日本から来てこのまま手ぶらで帰るわけにはいかなかったので柄の悪いダフ屋から$30のチケットを$50で買って何とか入場することが出来た。しかし、さすがにダフ屋が押さえたチケットだけあって席はインディアンスサイドである3塁側ベンチのすぐ上の特等席でロケーションとしては申し分ない場所だった。結局試合はインディアンスが敗れてしまったがクリーブランド住民の熱狂を肌で感じることが出来た。

8月19日(木)

マサよ、君はNiagara Fallsアメリカ滝へ行ったことがあるか?

私は・ある!

アメリカへ来てここを訪問しないとアメリカへ来た意味がないと言われている。

ところでマサよ、君はNiagara Fallsカナダ滝へ来たことがあるか?

私は・・ある!

カナダへ来てここを訪問しないとカナダへ来た意味がないと言われている。

というわけで今日はニューヨーク州にあるNiagara Fallsを訪問した。ナイアガラの滝はエリー湖からオンタリオ湖の間を流れるナイアガラ川の途中にある落差60mの巨大な2つの滝である。アメリカ側とカナダ側両サイドから見物出来るが、やはり2つの滝を正面から拝めるカナダ側の方が圧倒的に人気がある。そこでアメリカ側をサラッと見た後、早速レインボーブリッジを渡って国境を越え、カナダオンタリオ州に乗り込んだ。

カナダ滝はHorseshoe Fallと呼ばれる馬蹄形をした全幅320mにも渡る巨大な滝で60mの高さから野茂のフォークよりも鋭い角度で一気に流れ落ちている。あまりにも水量が多いため、マサ率いる煩悩にまみれた大蔵官僚達を滝に打たせようとしても水中に沈んでしまい二度と這い上がってこれないであろうと思われた。また、滝のサイドは水しぶきがすさまじく晴れているのにどしゃ降り状態であった。そして滝の流れる音はすさまじく「君たち女の子」と言っても「僕たち男の子」と言ってもゴーゴーという音しか返って来なかった。

滝周辺にはさまざまなアトラクションがあり、中でも船で滝壷に接近するツアーと滝の近くを歩いて散策するツアーはかなりの人気を誇っていた。カナダ側にカジノがあり、その横のビルの中にJTBのカウンターがあって、ツアーコンダクターが参加者に注意事項等を説明していた。私も参加者に対してFTB貧乏ツアーの極意とノウハウを伝授してやろうかと思ったがもったいないのでやめておいた。

8月20日(金)

マサよ、君はサミー ソーサのホームランを生で見たことがあるか?

私は…ある。

マグワイヤかソーサのホームランをアメリカで見ないと大リーグを見た意味がないと言われているのを君は知っているか?

というわけで今日はシカゴに戻り、シカゴカブスの本拠地であるリグレーフィールドに行った。リグレーフィールドはダウンタウンの北に位置し、ミシガン湖からも程近い住宅街の真ん中に位置する大リーグを代表する風光明媚で歴史的な球場である。場所柄か、駐車場の設備が乏しくみんな住宅の近くに路上駐車をしていた。金曜日のデーゲームではあるが、球場は超満員で立ち見席しか空いていない熱狂ぶりであった。試合の途中から入場したため、ソーサの1本目のホームランは見ることが出来なかったが、千両役者はちゃんと2本目も私のために取っておいてくれたようで、私の目の前でレフトに弾丸ライナーをぶちかましてくれた。今日の2本で再びマグワイヤを抜いたソーサはスタンドを熱狂の嵐に落し入れやがった。

リグレーフィールドを後にしたFTBはその足でミルウォーキーへ向かった。残念ながら2日前にヒューストンでノックアウトされた野茂をこの日は見ることは出来なかったが、彼の仕事場をしかと目に焼き付けることが出来た。ウィスコンシン州にあるミルウォーキーはミラーでお馴染みのビール産業で成り立っている街であり、バドワイザーのセントルイスと同様にビール工場見学ツアーもある。マサであればここでも樽ごと飲みつぶして名誉市民にでもなっているところであろうが、どうせマサにしてみればウィスコンシンなんて一生来ないであろうし、来たくもないのであろう。

8月21日(土)

シカゴオヘア空港よりANA11便で帰国

FTB一周年記念ツアーサマリー

飛行機代      :  無料

総宿泊費      :  $422.63

レンタカー代  :  $350.19 (7日間乗り回し放題)

総走行距離    :  2661マイル(ちなみに東京~長崎間は609マイルである)

総ガソリン代    :  $88.12

次回は乱交パーティーが発覚して降板がうわさされているTOKIOに代わってビジュアル系ロックバンドであるTAKEOが「鉄腕ダッシュ」(日テレ系、日曜夜7:00から)に出演し、FTBネタをお届けします。マサよ、君にはボケ役のリーダー城島の役を用意してあるので必ず参加してくれ!もし来なかったら、鉄腕ダッシュのパクリである木更津テレビの「鉄骨ダッシュ」にADとして送り込んでやるぜ。

FTB今後の予定(Coming Soon)

*      モニュメントバレーでジョン フォード監督を忍ぶツアー

*      米国東海岸大リーグ直撃ツアー

*      アトランタに生息している人でなしカズを生け捕りして日本に強制送還させるぞツアー

*      アラスカで白熊を生け捕りし、パムでパムエアコンとして瀬戸朝香に献上するぞツアー

マサよ、必ず来いよ!もし来なかったら、日テレのTプロデューサーに目隠しとヘッドフォンを持たせて午前4時ごろに襲撃させてやるぜ!

山を飛び、谷を越え、滝にも打たれ、夢と希望をAlamoに託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

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協力  Alamoレンタカー、全日本空輸株式会社

FTB熱湯甲子園

今年もやって来ましたあの季節が・・・

8月6日金曜日に三洋岐阜の出張があり、そのあと九州の実家に帰る用があったため、ついでに8月7日開幕の夏の全国高校野球選手権の開会式を見に行くことにした。8月6日の夜は大阪に泊まる必要があったため、マサの住家である京阪京橋駅徒歩3分のホテルオークラ館寮を急襲して、マサを徹夜で席取りさせている間に私が泊り込もうと思ったがよくよく考えて見ると私はマサの家の場所も電話番号も知らなかったため、泣く泣くホテルニューオーサカに宿を取った。当ホテルには智弁和歌山と岡山理科大付が宿泊しており、たくさんの高校球児が我が物顔で闊歩していた。

とりあえず私が持っているノウハウであるバッティングの極意と対戦相手に決定的ダメージを与える野次を伝授しようと考えたが面倒くさいからやめにしときました。

翌開幕日は7時40分に甲子園入りし、開会式が始まるのをネット裏特別自由席(\1500)に陣取り今か今かと待っていた。

今年は私の母校といわれているPL学園もマサの母校であり、東大野球部や慶大野球部に多くの人材を送り込んでいるものの甲子園出場を果たしたことのない埼玉県立浦和高校の姿はなかったが、9時から始まった開会式は現場で見るとまさに鳥肌ものであった。マサであれば行進の際に動揺して手と足が同時に出るところであったろうが、近年の球児たちにはさすがにそうゆう奴はいなかった。

今回私も長島三奈よりも実力が上だといわれている長島二奈として甲子園からのレポートをさせてもらっているわけであるがやはりテレビで見るよりも実物の方が数倍すばらしく感動物であることは確かであります。

マサよ決勝戦と閉会式は家のローン返済のためにアルプススタンドでビールを売っていると噂されているデーブを従えて必ず応援に行ってくれ!もし行かなかったら帰りの夜道は十分気をつけてくれ!いきなり熱湯をかけられたり、甲子園純正のカチ割り氷で頭をカチ割られるかも知れへんで。ところでデーブよ、ビールを売るんなら高校生の多いアルプススタンドはやめてよそへ行ったらどうや?

山を飛び、谷を越え、夢と希望を阪神電車に託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

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協力  阪神甲子園球場

Project X

そ~かマサよ、君も帰ってくるなり総務という閑職に左遷されてしもてショックで雲隠れしとったな?いずれにしても君が英語講師をやっているその関空とやらのキオスクでの君の仕事ぶりをチェックするためにへナータ、アドレアーナ、ルシアナ、エルビラ、バレンチナ、ベティー、ヤス等の刺客を送り込んでやるので楽しみにしといてくれ。

ところでマサよ、君がキオスクで不遇な毎日を送っている間にもFTBと大蔵省のジョイントで次のプロジェクトは着着と進行している。今日はそのさわりを紹介してあげよう。

題して

             宇宙戦艦マサ計画

あらすじ

西暦1999年大蔵省は大手金融機関からのドボン(1万円接待)、ザブン(10万円接待)、パンシャブ(ノーパンしゃぶしゃぶ)爆弾により汚染されていた。このまま汚染が進行すると大蔵省は1年以内に滅亡し、2001年には財務省になるというという危機的状況に陥ってしまう。大蔵省の腐敗を救うためには地球からはるか14万8千光年はなれたアンドロメダ星雲にあるイスカンダラ星のスターシャからコスモクリーナーMOFを受け取り、1年以内に地球に帰ってこなければならない。地球で初めて光速を突破した宇宙戦艦マサはワープにワープを繰り返し、イスカンダラ星へと向かっていくのであった。

注)ワープ航法とは

     時間の波の頂点から頂点に時空を越えて移動する航法であり一回のワープで数千光年進むことが出来る。多額の資金を闇から闇に葬り去る大蔵省のテクノロジーを応用して開発された航法でもある。

登場人物

                                       キャスト

艦長         沖田 十三          マサ

戦闘班長   古代 進             マサ

航海班長   島 大介             マサ

生活班長   森 雪                マサ

工場長      真田                 マサ

機関長      徳川                 マサ

医師         佐渡 酒造          マサ

ロボット     アナライザー      マサ

スターシャ                         マサ

デスラー総統                     タケオ(そ~と~すごいらしい)

マサ1人9役、マサ大活躍!!

宇宙戦艦マサの歌          歌 : ささき いさお とその辺にいた少年合唱団

さらばちきょうよ~     ♪♪

たびだ~つマサは~

うちゅう~せんかん~ マサよ~!!

うちゅうのかなた イスカンダラへ

500えん せおい いま とびたつ

かなら~ず こいよ~ FTB~に   ♪♪

手をふる タケオに~

えがおでこたえ~

ぎんがをはなれ イスカンダラへ

はるばる のぞむ うちゅうせんかん マ~サ~よ~ !!

*急げマサよ、イスカンダラへ大蔵省は君の帰りを君の帰りだけを待っている。

   大蔵省滅亡の日まであと358日

マサよ!必ず実行しろよ!

FTB穴場情報

ところでマサよ、君は東京都内を飛行機で移動したことがあるか?私はある!!

ANAの30,000マイルを獲得するためにANAの優待券を使って今週力づくでFTBを挙行してきた。目的地は富士箱根伊豆国立公園の一角である伊豆大島(羽田から73マイル、¥8,850)である。

5/29(土)YS-11型プロペラ機(64人乗、巡航速度450km)に乗り、一路伊豆大島を目指した。しなびた大島空港に降り立ったとたんにレンタカーの客引きから「いい車ありまっせ!」攻撃に遭い、日産マーチを24時間レンタルのところを6時間分の料金で借りて、大島の探検に向かった。

大島といえばまず一番最初に頭に浮かぶのは1982年の大噴火の記憶も生々しい、三原山であろう。三原山といえば、最近レーサーと離婚し、巨人の水野ピッチングコーチとの交際が報じられている三原 順子が思い起こされるが、3年B組金八先生のクラスのOBによると山頂に「セクシーナイッ、気まぐれな恋もたまにはいいじゃない!、または 顔はよしなよボディーにしなよ!」といった看板があると聞かされていたので今回はそれを探しにいった。三原山のすばらしい景観は添付の写真の通りであり、徒歩で火口まで行くことが出来る。火口付近でマサをバンジージャンプさせるのに最適なファシリティーがないかどうか探しまくったが残念ながら発見出来なかった。まったく悪運の強いマサよ!

伊豆大島は三原山のほかにもリス村や大島動物園等のリクリエーション設備が整っている。また、島全体がハワイと同じく火山島なので温泉もふんだんにある。ここを訪問しないと富士箱根伊豆国立公園は語れないほどすばらしい所である。

次回のFTB離島シリーズは以下の通りです

*八丈島のキョン生け捕りツアー

   注)八丈島のキョンとはこまわり君主演の少年向けライトエロ漫画の先駈けであるガキデカの作者山上 たつひこ氏により創作された架空の動物

*小笠原諸島イルカに乗った城みちるとランデブーツアー

*ネオ川口 浩探検隊 佐渡島に絶滅した野生のトキ(学名ニッポ二アニッポン)を追え!

    キャスト : 川口 浩 隊長 -  タケオ

                   前人未到の洞窟に川口隊長より先に入るカメラマン - マサ

マサよ、必ず来いよ!もし来なかったら、頼んでもない大島名産の特上くさやの干物1年分が君の住居である京阪京橋駅徒歩3分ホテルオークラ館寮に届くかもしれないぜ!

Presented by FTB Co. Ltd.

代表  マサ

取締役運転手  マサ(Acting)

調達実施本部長  マサ(Acting)

スポンサー  大蔵省

協力  日産レンタカー

総統  TAKEO

FTB西日本奇行

つん・つくつくつくつん♪♪ つん・つくつくつくつん♪♪

ひや~ひや・ひや・ひ~~♪♪

ベンベラ・ベンベラ・ベンベラ・ベンベラ・ベン・ベン・べん・べん・べらん♪♪

というわけで明けましておめでとうございます。今年もFTBは突っ走りますのでごひいきの程よろしくお願い申し上げます。

というわけでアゲインFTBJの活動の第一弾は西日本方面からお送りします。

12月25日から冬季休暇に入ったAMJであるが、働き者の私は12月25日の大分出張を快く引き受けTI日出(ひじと読む、ひざではない!)に向かうために大分空港に降り立った。空港近辺のトヨタレンタリースにてスターレット(1日5000円)を借り受け、さくっと打ち合わせを済ませた後早速冬季休暇体制に入るべく中津に車を乗り捨て日豊線で北九州市門司区の実家に向かった。実家で3日間程過ごした後12月28日(月)より裏の仕事であるFTBJに出発した。今回のFTBJは関西方面に的を絞りFTBの基本方針であるLean Travel Engineeringに基づき宿泊設備付きスーパー交通機関であるフェリーで新門司より神戸へ向かった。JAFのゴールド会員であるFTBは乗船料1割引きの特典により\7650にて2等寝台をゲットした。さすがに年末の上りの船はがらすきで1部屋に8ベッドの部屋には私以外の乗客はいなかった。風呂場も田舎のサッカークラブの餓鬼どもがギャーギャー騒いでいる以外は比較的すいており非常に優雅な船旅を楽しむことができた。

翌朝6時半に神戸港に着いた後、六甲ライナー、JRを乗り継ぎ私の第二の故郷といえる京都に入京した。むかしのなじみの散髪屋に寄った後、正月の準備もすでに万端整った伏見稲荷、八坂神社にちらっと寄り、その後東山護国神社にある坂本竜馬の墓参りに向かった。FTBの名誉相談役である坂本氏は京都市内が一望できる東山の高台に中岡慎太郎とともに眠っている。今回FTBの今後の活動方針ひいてはマサをどうやって一本立ちさせるかを相談しにこの地を訪れた。ところで坂本竜馬といえば武田鉄矢を思い浮かべる人が多いかと思うが、もしかしたら加藤や松浦のようにボテクリこかされるのではないかという恐怖心にかられながらも入場料300円を払い何とか無事に墓参りをすますことが出来ました。ところがどっこい、ふもとの土産物屋に飾られている写真を見て仰天した。何とそこには墓前にたたずんで得意げになっている武田鉄矢の写真がさる然と輝いていた。また、この土産物屋で竜馬めくりなる竜馬の語録集を30ページほどにまとめたもの(¥1800)を購入した。またまた、石製のタイルに願い事などを書いて奉納する人がいるようなので私も「マサよ、必ず来いよ!」と書いて奉納しときました。したがってマサよ、もし来なかったらとなりの清水の舞台からバンジージャンプをさせてやるけんそのつもりでいろよ!

その日は難波のカプセルホテル(¥2900、風呂サウナ入り放題、¥300追加でAV見放題)でサナギのような夜を過ごした後、翌日は大阪天保山ハーバーランドにある海遊館を訪れた。天保山には世界最大(112.5m)の観覧車があり、マサをつるしあげるにはもっともなファシリティーだとは思ったがやはり幼少のころからいわしやサバなどの魚に慣れ親しんできた私は海遊館(¥2000)を選択した。ここで1つ残念だったのは大分漁業組合からの協力が得られなかったのかどうかはわからないが関サバや関アジの展示がなかったことである。しかしながら海遊館の1番の見所はやはり高知県土佐清水市沖で捕獲された体長5.7mのジンベイザメである。この地球最大の魚は2匹のコバンザメを従えて30cm厚のアクリルガラスで覆われた水槽の中を悠然と泳いでいた。

海遊館を後にし、神戸の生田神社を参拝し、何故か三宮で長浜高菜ラーメンを食った後、大阪南港入りし、帰りのフェリーに乗りこむべく手続きを開始した。しかしながら今回は下り便だったため、フェリーはキャンセル待ちの状態で何とか¥5700の2等雑魚寝のチケットを手に入れることが出来た。2等はきちきちの満員状態で幅40cm間隔で多くの貧乏人がひしめきあっていた。フェリーは選8時に出港後9時10分頃明石海峡大橋の下を通過した。橋は赤系統のイルミネーションでライトアップされており、橋の下にたたずんでいるであろうデーブの3K庭付きの豪邸さえ照らしているように思われた。雑魚寝ぼろぼろ状態にもかかわらず熟睡した後フェリーは定刻8時に新門司に入港し第一回FTBJツアーは終了したのであった。

今後のFTB活動予定

*      北海道流氷流れ旅

*      FTBSEA(South East Asia)香港、シンガポールの旅

*      FTBMN(Micro Nesia)グァム、サイパンの旅

いずれもマイレージ使用のフリートラベルです。マサよ、必ず来いよ!来なかったらぶっ飛ばすぞ!

P.S. マサよ~(99年バージョン)今回神戸からFTB山口組系事業本部からパンチパーマの精鋭を派遣して君が住む京阪天満橋駅徒歩3分のホテルオークラ館寮を襲撃して大蔵官僚の腐敗に対するシュプレヒコールを行おうかと思っていたが勘弁してやったのでありがたく思えよ!

山を飛び谷を越え夢と希望をトヨタレンタリースに託しFTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

Presented by FTB Co. Ltd.

代表  マサ

取締役運転手  マサ(Acting)

調達実施本部長  マサ(Acting)

スポンサー  大蔵省

協力  トヨタレンタリース

総統  TAKEO