特命リサーチ200FTB

「マサよ、これはいったいどういうことなのか!?」

というわけでY2K問題を無難に切り抜けたFTBは年明けの1月3日スターアライアンスメンバーのANA008便UAとのコードシェア便に乗りこみ、サンフランシスコ経由ラスベガスをめざした。ところでANAは年始早々西武の松坂を起用してハンバーガー計画をぶちあげているが残念ながら機内ではハンバーガーどころかポテトも出なかった。

1月3日(月)

ラスベガスのマッカラン国際空港ではいきなりおびただしい数のスロットマシンの出迎えを受け、世界最強のギャンブル都市の実力をいきなり見せ付けられた。Avisでキャバリエ似のフルサイズカーであるマリブをレンタルしてFTBはラスベガスの市内に向った。マサであれば早速カジノでバカラのテーブルに走り、日本から持ってきた京成電鉄等の販売機で使用できない不良500円玉を使い果たし、すってんてんになった後、「そんなバカラ!」と叫んでいるであろうが、ファーイーストリサーチインクの佐野史郎チーフから特命を受けている私はそのままフーバーダムへ向った。

フーバーダムは1929年の世界大恐慌の年に就任した第31代大統領ハーバート・フーバーとその土木作業員たちが1931年に着工し、1935年に竣功した世界最大のダムである。1931年といえば日本では満州事変が始まった年でその後敗戦へと長い道のりが続くわけであるが、日本が侵略にうつつを抜かしている間にアメリカでは清水、鹿島、大成建設、熊谷組、山口組等のゼネコン会社が束になってかかってもかなわないテクノロジーで治水、灌漑の大作業を行っていたわけである。

フーバーダムビジター駐車場で車を止め、早速Regular Tour($8)に参加した。ツアーはそのほかにHardhat Tour($25)というヘルメットを支給されて行くものもあるのだが今回はリサーチコストを下げるためにレギュラーにしておいた。エレベーターでダムの最深部に降り、発電機やトンネル等を見学した。下から見上げると高さ221.3m、幅379.2mのアーチが大魔神のように立ちつくしており、日本最大の黒部ダムであっても到底太刀打ち出来ないスケールの大きさが感じられた。キカイダーといえば人造人間であるが、このフーバーダムによって塞き止められた水はレイクミードという人造湖を造っており満面の青い水をたたえていた。そして「ケツの穴の小さいマサの細いウンコであれば45億年くらい流し続けてやるぜ!」と言っているように感じられた。

ところで今回のクライアントからのリサーチ依頼である「フーバーダム建設とポカリスエット開発の因果関係を追え!」はここで調べてもわからないので大塚製薬に聞いてくれとレポートをしておいた。

1月4日(火)

マサよ、君はFour Cornersという言葉を知っているか?… 私は今日知ってしまった!

Four Cornersとはアメリカで唯一4つの州の境界線が十字に交わっているコーナーでアリゾナ州、ユタ州、コロラド州、ニューメキシコ州が一同に会する貴重なポイントでアメリカでは穴場といわれている観光スポットである。料金ゲートで入場料($1.5)を支払い、早速4州がクロスするモニュメントで記念写真を撮り、次の目的地へ向った。

シリコンバレー、ワインカントリーのナパバレー、熊川哲也のクラシックバレエ等、世の中にはさまざまなバレーがあるがその中で最高峰に位置するのはやはりモニュメントバレーであろう。モニュメントバレーはナバホ族の居留地で「Monument Valley Navajo Tribal Park」というのが正式名称である。アメリカの原風景ともいわれるモニュメントバレーはジョン・フォード監督の西部劇や多くのCMに登場する風景であるが実物は到底画面には収まりきれないほどの迫力と感動を与えてくれた。今日は到着した時間が遅かったためにとりあえずサンセットを堪能してメキシカンハットにあるモーテル($38.-)に引き払った。

1月5日(水)

今日は早起きしてモニュメントバレーのサンライズを見に行った。この世のものとは思えない眺望を堪能したあとメキシカンハットに引き返し、その地域の名前にもなっているメキシカンハットロックを見に行った。

午前中のうちにモニュメントバレーに戻り、入場料($3.-)を払い再びパークに入場した。車から出ると現地のツアーガイドがしきりに客引きをしていた。バレー内の未舗装道路にはジープでしか入れず、またパークの奥には現地のツアーガイド無しでは行けないことになっているので結局ツアーに参加することにした。

将来は立派なジェロニモに成長するであろうナバホ族のリチャードというおじさんに$40.-支払い、フェニックスと命名されたジープに乗り込みツアーが始まった。ツアーは観光コースでであるView Pointでストップし、MesaやButeと呼ばれる残丘を真近で見ることが出来た。中でも有名なのは「ジョン・フォードポイント」というView Pointだ。そこはマサのような大根役者がへたな演技をしたときにすかさずNGにするポイントではなく、ジョン・フォード監督がもっとも気に入っていた撮影ポイントでジョン・ウエイン等が馬に乗ってたそがれていると非常に絵になるところである。

ツアーはその後パークの奥に侵入して、ホーガンというナバホの住居(土で出来た円形のテントのようなもの)を見せてもらった。どれか1軒訪問させていただこうとも考えたが、中から超人ハルク・ホーガンのような人が出てきていきなりアックスボンバーを食らわされてはかなわないと思い断念せざるを得なかった。

またリチャードはツアー中さまざまなエンターテインメントを与えてくれた。平たい石を平野に投げて音楽を奏でるロックコンサートやバックトゥザフューチャーIIIの再現で石の回りを車でぐるぐる回って楽しませてくれたりした。その後パークの奥にあるトーテムポールというマサにFuck You!をするのに最適なランドマークに到着して写真に収めておいた。ツアーが終わり、パークを後にしてユタ州のグーズネック州立パークを訪れ、わずか90mの距離を4.5kmも蛇行して流れている川を見学し、大自然の脅威を感じた。

1月6日(木)

マサよ、君はグランドキャニオンのBright Angel Trailをハイキングしたことがあるか?

私は…ある!、しかも死にそうになった。

グランドキャニオンに来て谷底へのTrail Roadを歩かなければグランドキャニオンに来た意味がないとものの本に書かれてあったのでこの機会に挑戦した。Bright Angel Trailは最もポピュラーなTrailであり日帰りでは到底谷底までは行けないので途中のIndian Garden(往復14.6km)まで行くことにした。Trailを下っていくと多くの登ってくる人とすれちがったが、どの人もいちように北斗の拳に言わせると「お前はもう死んでいる!」といったような目をしていた。そのときはマサか自分がそういう目になるとは思ってもみなかったのだが…

歩き始めて約1時間半後にIndian Gardenに到着した。そこはただのキャンプ村でレンジャーのオフィスがあった。20分程度辺りの景色を堪能したあと、早速来た道を戻ることにした。下りと違って上り道はかなり急に感じられ、歩いても歩いても見上げればガケだらけという感じであった。道上にMule Tourのラバのウンコがたくさん落ちていたので疲れたからラバでもヒッチハイクするか?とも考えたが、残念ながら登ってくるラバ隊はいなかった。何とか半分以上を過ぎたあたりから足の調子がおかしくなり疲労と寒さのため、足中の筋肉がつりはじめてしまった。登るペースを落として何とか頂上に辿り着いたのは2時を少し回ったころだった。

その後ロッジのレストランで昼食をとり、グランドキャニオンツアーのクライマックスであるサンセットを堪能してラスベガスへの帰路に着いた。

1月7日(金)

世の中でレベルの低いバレーとして葛和ジャパン(女子)、寺廻ジャパン(男子)の惨敗も記憶にあたらしいワールドカップバレー等があるが、西半球で一番レベルの低いバレーはなんといってもデスバレーである。物知りのマサであれば当然知っていると思うが、デスバレーの最低地点は海抜-89mである。デスバレーの見所として、園内を一望出来るDante’s Viewや真っ白な塩が析出し、海抜-89mを誇るBad Water等があるが、やはり目玉になるのはDevil’s Golf Courseであろう。ここは塩の結晶と泥が混じりあってでこぼこの地形を形成しており、悪魔にしかプレーすることが出来ないということでDevil’s Golf Courseと命名されたそうだ。ところでマサよ、次回はFTB慰安旅行でここでゴルフコンペをやるので私のキャディーとして必ず参加してくれよ!

どちらかといえば玄人好みのNational Parkであったデスバレーを後にしてFTBはネオン輝くラスベガスに帰ってきた。DowntownでFremont Experienceというアーケードの屋根に画像を映し出すアトラクションを楽しんだ後、ストリップに下り、BellagioのFountain PerformanceやThe Mirageの火山等を堪能させてもらった次第である。

1月8日(土)

ANA008便UAとのコードシェア便で帰国

次回はミレ二アム特別記念として国定忠治杯争奪発掘あるあるFTB「赤城山に徳川の埋蔵金を追え、見ていろ糸井重里!」をお送りする予定です。マサよ、君のコネを使って小松製作所からパワーショベルとブルドーザーをチャーターし、つるはしを持って赤城山山麓に必ず集合してくれ!

山を飛び、谷を越え、夢と希望をAvisに託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

Presented by FTB Co. LTD

代表 Masa

取締役運転手 Masa, acting

インターン Kazu

調達実施本部長 Masa, acting

総統 Takeo(FTBJ代表兼務、ソートーすごいらしい)

スポンサー 大蔵省

協力Avisレンタカー

FTB Excursion in Bay Area

10月中旬に続き今年2回目のサンタクララ出張の機会を与えられた私はテキサスインスツルメンツからの客を従えて11月30日から12月5日にかけて長期出張の任務を見事に遂行した。

今回のフライトはANAのエコノミーを会社で予約していたのだが、ANAカードの高級会員である私は同行の客を差し置いてANAサイドの計らいで無条件でビジネスクラスにアップグレードされてしまった。ビジネスクラスのシートに着席すると早速ウエルカムドリンクのサービスがあり、離陸してからほどなくしてパーサーのおばさんがわざわざ私のところに挨拶にきたのでこれからも一生懸命がんばるようにと言っておいた。また、今後マサという者が格安チケットで搭乗してきたときにはしっかり面倒見るようにとも釘を刺しておいた。

11月30日にサンフランシスコに到着し、当日はこれといって仕事もなかったので早速ベイエリアへの観光へとしゃれこんだ。その日は雨上がりで天気もよく、トレジャーアイランド、テリグラフヒルからのダウンタウンの景色も一際輝いていた。また、ダウンタウンのケーブルカーミュージアムではケーブルカーのオペレーションに関してみっちりレクチャーして客の度肝を抜いてやった。

12月1日から3日はとりあえず会社での裏の仕事を鼻歌交じりでこなしたわけであるが、その合間をぬってサンノゼのダウンタウンにあるテックミュージアム通称「The TECH」の見学を行った。The TECHはIntelはいってるやApplied Materials等のシリコンバレーを代表する会社がスポンサーになっており、平日にもかかわらず小中学生らが社会見学に訪れており、我が物顔で館内を闊歩していた。展示物は半導体のような電子機器のしくみを説明したようなものや特命リサーチ200xで取り扱っているような人体のリサーチもの等の科学的なものがたくさんあり、お客様も大喜びであった。また、裏の仕事を遂行している間にもUS101を南下してギルロイのショッピングモールにも立ち寄り、もともと黒のビジネスシューズを買うつもりであったものの、ナイキショップの引力に引き寄せられ定価$130のAir Jordanというシューズを$79で買ってしまった。Air Jordanの種類もたくさん種類があり、「イヤー冗談」と書いたものがひとつくらい売ってないか血眼になって探したが残念ながら置いてないということだった。

仕事も一段落ついた12月4日は土曜日ということもありとりあえず観光へ行こうということになり、客もこれが実はFTBであるということも知らずに総統である私に連れ回されてしまった。US101を北上し、ゴールデンゲートブリッジからの景色をひとしきり観賞したあと、FTBはNorth CaliforniaのWine Countryに向かった。Wine Countryの大手はソノマとナパがあり、Route21をソノマま左へ行けばソノマへ行けるのだが、やはりここは最大手のナパを目指そうということで北上を続けた。「ナハ!」といえば沖縄県やせんだみつおで有名であるが「ナパ」は日本人にはなじみが薄い場所であるためFTBもまずはナパのダウンタウンにあるVisitor Centerで地図をもらい行先を確認してから行動を開始することにした。Napa Valleyには星の数ほどのWineryやVineyardがあるわけだが、今回訪れたのはSt.HelenaにあるBellingerという名門中の名門のVineyardであった。

Bellingerのワインは過去何度も全米ワイン選手権で優勝しており、ここを訪れなければWine Countryを訪問した意味がないと言われているほどすばらしいところであった。時間の関係でツアーには参加出来なかったが、おみやげにワインを2本ほど買ってきたのでオフィスで残業中にでもかっくらってクダでもまこうかと思っている次第である。ところでマサも昨年Wine Countryに来たらしいが、UC Berkeleyの授業に付いていけずに悩んでいたマサがまいたクダが残っていて環境を害していないか心配していたが幸運にもすっかり排除されている様子だった。

12月5日にSFOを発ち、12月6日に日本到着後、再度12月12日にサンタクララへの出張が予定され、造幣局におけるマサと同様にAMJ営業として大車輪の活躍を余儀なくされている私であるが、次回もなんとかFTBツアーを敢行することをもくろんでいる今日この頃である。ところでマサよ、BerkeleyからBARTに乗ってFremontまで必ず来いよ!そうしたらFTBツアーに参加させてやるぜ!

ところでマサよ、偽造500円硬貨の対策として材料を従来の銅75%、ニッケル25%の白銅から導電率を変えるために亜鉛を配合したものに変えているそうであるがそんな付け焼き刃の対策ではいたちごっこになり根本的な対策とは思えないような気がするのだが・・・どうせやるならICでも内蔵したハイテク500円硬貨にしたらどうだろうか?

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FTB1.2周年記念

10月13日より三洋電気のお客さんをアテンドするためにサンタクララに来ることになってしまった。裏の仕事なので非常に退屈ではあるがとりあえず客をサンフランシスコのクリフハウスやコイトタワーに案内してお茶を濁し、FTBのチャンスを虎視淡々と狙っていた。

10月14日のミーティングで何とか片が付いたので10月15日はフリーに使える日と相成りました。ここ2日間非常に退屈だったのマサでも拉致して大阪難波花月でも行って寄席でも見て大笑いするかと思っており、頭の中で「寄席見てえ!、寄席見てえ!」とずっと考えていた。ところがふと気が付くと「寄席見てえ!」が「よせみて~」になり、最後はヨセミテ~になっていた。そして石坂浩次の「そうだ!京都行こう」ではないが「そうだヨセミテに行こう」という状態に陥っていた。ヨセミテと言えば1998年8月13日FTB発祥の地と言われており、マサがマサの1つ覚えのように4回も5回も訪問しやがった「マサよ必ず来いよ!」の殿堂、FTBの聖地である。10月15日早朝サンノゼのHYATT Sainte Claira(1泊 $204)を出発したFTBはI-880を北上して一路ヨセミテに進路を取った。一部ヨセミテ国立公園への進路が工事中で大幅な迂回を余儀なくされながらもなんとかグレイシャーポイントに到着したのは4時少し前の時間帯であった。ここはヨセミテ国立公園のSenic Spotの中では最高のポイントであり、東京ドームの20倍の規模はあると思われるHalf Domeを中心としたヨセミテの山々が一望出来る。日本では到底見ることの出来ない景色を満喫したあと、ヨセミテバレーのカレービレッジに降り、今晩はカレービレッジの栄光のキャビン#522に泊まることになった($43.65)。このあたりは夜になると漆黒の闇夜が襲い、空を見上げると美川憲一と私の星座であるさそり座がさる然と輝いていた。ビレッジは夜10時以降はQuiet Timeで静かにしなければならないことになっているのだが、私の回りのキャビンは深夜になっても騒がしかったたため、キャンプ名物仮面と斧を持ったジェイソンの格好をして襲撃でもしてやろうかと思ったが、その日は金曜日ではあっても13日ではなかったので思いとどまらざるを得なかった。

翌朝6時半ごろにチェックアウトしたFTBは再びグレイシャーポイントを目指し、ヨセミテの日の出を目の当たりにすることが出来た。昨年のヨセミテツアーではマサにアメリカ大陸旅行の厳しさを身を持って教えるために帰り際に人並みはずれた動体視力を使って高速道路上に落ちているシャープエッジのある小石を踏んでわざと車をパンクさせ、高速道路上でのタイヤ交換の実地トレーニングを実行してやったわけだが、今年はそうする必要もなかったため、まっすぐSFO空港に戻り、JAL便で帰っていった。

今回はトータル3泊5日の短い旅ではあったが、伝統のAvisレンタカーを使ったFTBをひさびさに実行することが出来、何とかマサに対して示しを付けることが出来た。

次回はFTBのジョン・フォードと言われているタケオ氏が案内するモニュメントバレー・ツアーをお届けします。マサよ、悔しかったら「荒野の決闘」で私を倒してから行け!

マサよ必ず来いよ!もし来なかったら、ヨセミテ特産餌付したBlack Bear一式を送り付けてやるぜ!

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FTB1周年記念大リーグ観戦とナイアガラドロップキックツアー

マサよ、必ず来いよ!と言い続けてとうとう1年が経ってしまいました。ということでFTB発足1周年を記念して総統自らがアメリカの大地で旋風を起こしました。

今回はANAのマイレージを50,000マイル分使用してマサであれば¥170,000位かかるところをただでシカゴまで飛んで行きました。シカゴオヘア空港では通常使用しているAvisではなく,今回はノースウエストからもらったクーポンを持っていた関係上Alamoレンタカーを使用することになった。一応コンパクトサイズの指定はしていたのだが何分勝手が分からないため、アキがCraw Fish Festivalでキーロックしてレスキューに20ドル支払い、また、カズが毎日ガソリン代を請求してシャーリーにいやみを言われていた燃費の悪いフォードのエスコートを支給されたらどうしようかと恐怖におののいていたが結局乗りなれたシボレーキャバリエをレンタルすることが出来た。

1999年8月14日(土)

シカゴのダウンタウンで必ず訪れる必要がある所は何と言っても摩天楼の中でひときわ異彩を放っているシアーズタワーであろう。シアーズタワーはクアラルンプールの何とかビルの次に世界で2番目に高いビル(442m)である。103階のSky Deck($8.5)という展望台までは直通のエレベーターで行けるのであるが、何しろ土曜日であったために1時間も待たされてしまった。しかしながら、展望台からシカゴの町並みを360度のパノラマで眺望できた。シカゴの芸術的とも言える超高層ビル群の景観はマサに圧巻であった。ところでマサよ、スパイダーマンの衣装を特注しといてやったので壁伝いに必ず頂上まで登ってくれよ!また、シカゴはWindy Cityと呼ばれるほど風の強い所で超高層ビルの隙間をかなり強い風が吹き抜けていきます。そのためヅラの人には非常に過ごしにくい都市であるが、うわさによるとアデランスとアートネイチャーの最終試験場がどこかにあるらしいということでここでのチェックをパスしたもののみが辺見えみりや中野浩一のCMを通じて出荷されるらしい??

夜は大リーグ観戦ツアーの1試合目であるシカゴComiskey Parkにてシカゴホワイトソックス対テキサスレンジャーズを観戦した。試合は白熱したシーソーゲームで最終的にシカゴがサヨナラ勝ちを収め場内は異常な盛り上りを見せ、試合終了後も花火が鳴り止まない狂乱状態であった。

8月15日(日)

木田君という若者が体一つで野球をしに来ているので、元気にやっているかどうかわざわざデトロイトまで確かめに行ってきた。デトロイトタイガースの本拠地であるタイガースタジアムは1914年に建立されたアメリカで一番古いメジャーのスタジアムで老朽化は進んでいるものの古き良き時代を感じさせる由緒正しい野球場である。タイガース側の3塁側のボックスシートに陣取った私はブルペンでの木田投手の動きに注目していた。彼は外野手のキャッチボールの相手等精力的に仕事をこなしていたが、9回表に前の投手があと1人に打たれれば木田の登板という決定的なチャンスがあったものの残念ながら今日はマウンドでの勇姿を見ることが出来なかった。

試合がデーゲームだったため、夕方にカナダまで足を伸ばすことにした。昨年のFTBでは伝家の宝刀「許しテキーラ」を使ってメキシコへは2回も不法入国したことがあるのだが、残念ながらカナダへはガードが固くて侵入出来なかったという苦い思い出がある。今回はI-94を持っているので不本意ながら合法入国することにした。デトロイトとカナダの都市ウインザーは川を隔ててトンネルと橋で繋がっている。往路はウインザートンネル($2.25)を使ってカナダへの入国を果たした。

Immigrationを通過するとひとしきり後ろから前から畑中葉子の「カナダからの手紙」が平尾昌明のギターの伴奏とともに聞こえてくるような錯覚にみまわれた。川際の公園でひとしきりデトロイトの高層ビル群を眺め、栄枯盛衰の感傷にひたったあと、帰りはアンバサダーブリッジ($2.25)を通ってアメリカに帰って行った。

8月16日(月)

インディアナ州の州都インディアナポリスに立ち寄った。ご存知の通りインディー500自動車レースで有名な都市であるが、今はシーズンオフなので普通のビジネス街だった。一応州議事堂があったので写真に残しておいた。

今回のFTBツアーのメインの一つであるビッグマックホームラン見学ツアーを敢行するためにセントルイスに向かった。セントルイスは開拓者のスタート地点として有名であり、そのシンボルとしてGateway Archがさるぜんと輝いている。このGatewa(今しきりにCMで流れているPCではない!)は高さ200mでビル60階に相当するオブジェであり、ミシシッピー川を越えて開拓に乗り出していった開拓者魂を記念して建立されたらしい。またこのGatewayの地下は博物館となっており、アメリカ西部の開拓史を垣間見ることができる。

Big Mac率いるセントルイスカージナルスの本拠地ブッシュスタジアムはGatewayの近くでありかつダウンタウンの真ん中に位置している。ブッシュとは95年までオーナーであったアンハイザーブッシュ社社長であるブッシュ氏の名前を取ってつけられたそうだ。さすがにバドワイザーの城下町だけあり、トイレに溜まっている水さえもビール色に輝いていた(ほんまは流してないのか?)。球場入りする前に隣のセントルイスカージナルスHall of Fameという博物館($5)を見学した。そこにはカージナルスで活躍した名選手の記念品が数多く奉られていた。当然、星飛雄馬のライバルであり、巨人の星のキャラクターの中で一際異彩を放っていたアームストロングオズマの遺品が残されてないかと血眼になって探したが残念ながら、星一徹の野望のためか探し出すことが出来なかった。

午後5時に球場入りし、Big Macの打撃練習を見学することが出来た。Big Macはまず挨拶代わりの1球目をバックスクリーンにたたきこみ続けざまにレフト3階席、左中間のスコアボードに直撃段を放ち見るものの度肝を抜くとともに大喝采を浴びていた。他の選手も一応大リーガーらしいが、Big Macだけは別の生物のような迫力があった。結局試合では3打数無安打に終わったものの彼が1球スイングするごとにカメラのフラッシュが球場のあちこちで光り輝きまくっていた。

8月17日(火)

昨日Gatewayの中を探索する時間がなかったので、今日はここからスタートした。Gatewayの頂上まではトラムという乗り物で到達することが出来るのだが、8基あるトラムは1基あたり5人乗りではあるが小錦と舞の海が乗るとふさがってしまうような狭いカプセル状の代物であった。Gatewayの頂上はたくさんの小窓があり、そこからセントルイスの街並やミシシッピ川を見渡すことが出来る。しかしながら200mの高さから下を見下ろすとこれこそマサにマサをバンジージャンプさせるのにふさわしいファシリティーに思えた。

午後からはCultural Visitの時間を取りアンハイザーブッシュの本社を訪問し、工場見学ツアーに参加した。ツアーはありきたりの製造工程の見学と最後に15分程度ビールのテイスティングをさせてもらえた。マサであればこの機会に何10杯も一気をして「ノバやジオスじゃあるまいし、何で俺が関空で英語を教えなあかんねん!?」とクダのひとつも巻いていたところであったろう。

ブッシュスタジアムは今宵も異様な熱気につつまれていた。今夜のマグワイヤはヒットと犠牲フライこそ打ったものの肝心の場面ではタケオににらまれたマサのように逃げ腰でストライクの入らなくなった投手から歩かされてしまっていた。しかしながら試合の方はフィリーズに5対1とリードされていた8回に1点差まで追いつき、9回は四球で出塁した先頭のマグワイヤのあと3連打のつるべ打ちでカージナルスがサヨナラ勝ちしてしまった。

球場はマサに蜂の巣をつついたような大騒ぎで野球の殿堂セントルイスを十分に満喫することが出来た。

8月18日(水)

セントルイスを後にしたFTBはミズーリ、イリノイ、インディアナ、オハイオ州と渡り1時間の時差を越えて次の目的地クリーブランドに到着した。走行距離約600マイル、約10時間の旅であり、マサにFTB総統のそ~と~すごい実力が発揮された移動となった。クリーブランドはGreat Lakesの1つであるエリー湖に面した工業都市でチャーリー・シーン、石橋貴昭主演の映画「メジャーリーグ」で有名なインディアンスを持つ大都会である。

近年インディアンスは必ず地区優勝しているため、地元では非常に人気があり、チケット売り場のおっさんに聞いた所、来年分のチケットまですでに売り切れ状態だということだった。わざわざ日本から来てこのまま手ぶらで帰るわけにはいかなかったので柄の悪いダフ屋から$30のチケットを$50で買って何とか入場することが出来た。しかし、さすがにダフ屋が押さえたチケットだけあって席はインディアンスサイドである3塁側ベンチのすぐ上の特等席でロケーションとしては申し分ない場所だった。結局試合はインディアンスが敗れてしまったがクリーブランド住民の熱狂を肌で感じることが出来た。

8月19日(木)

マサよ、君はNiagara Fallsアメリカ滝へ行ったことがあるか?

私は・ある!

アメリカへ来てここを訪問しないとアメリカへ来た意味がないと言われている。

ところでマサよ、君はNiagara Fallsカナダ滝へ来たことがあるか?

私は・・ある!

カナダへ来てここを訪問しないとカナダへ来た意味がないと言われている。

というわけで今日はニューヨーク州にあるNiagara Fallsを訪問した。ナイアガラの滝はエリー湖からオンタリオ湖の間を流れるナイアガラ川の途中にある落差60mの巨大な2つの滝である。アメリカ側とカナダ側両サイドから見物出来るが、やはり2つの滝を正面から拝めるカナダ側の方が圧倒的に人気がある。そこでアメリカ側をサラッと見た後、早速レインボーブリッジを渡って国境を越え、カナダオンタリオ州に乗り込んだ。

カナダ滝はHorseshoe Fallと呼ばれる馬蹄形をした全幅320mにも渡る巨大な滝で60mの高さから野茂のフォークよりも鋭い角度で一気に流れ落ちている。あまりにも水量が多いため、マサ率いる煩悩にまみれた大蔵官僚達を滝に打たせようとしても水中に沈んでしまい二度と這い上がってこれないであろうと思われた。また、滝のサイドは水しぶきがすさまじく晴れているのにどしゃ降り状態であった。そして滝の流れる音はすさまじく「君たち女の子」と言っても「僕たち男の子」と言ってもゴーゴーという音しか返って来なかった。

滝周辺にはさまざまなアトラクションがあり、中でも船で滝壷に接近するツアーと滝の近くを歩いて散策するツアーはかなりの人気を誇っていた。カナダ側にカジノがあり、その横のビルの中にJTBのカウンターがあって、ツアーコンダクターが参加者に注意事項等を説明していた。私も参加者に対してFTB貧乏ツアーの極意とノウハウを伝授してやろうかと思ったがもったいないのでやめておいた。

8月20日(金)

マサよ、君はサミー ソーサのホームランを生で見たことがあるか?

私は…ある。

マグワイヤかソーサのホームランをアメリカで見ないと大リーグを見た意味がないと言われているのを君は知っているか?

というわけで今日はシカゴに戻り、シカゴカブスの本拠地であるリグレーフィールドに行った。リグレーフィールドはダウンタウンの北に位置し、ミシガン湖からも程近い住宅街の真ん中に位置する大リーグを代表する風光明媚で歴史的な球場である。場所柄か、駐車場の設備が乏しくみんな住宅の近くに路上駐車をしていた。金曜日のデーゲームではあるが、球場は超満員で立ち見席しか空いていない熱狂ぶりであった。試合の途中から入場したため、ソーサの1本目のホームランは見ることが出来なかったが、千両役者はちゃんと2本目も私のために取っておいてくれたようで、私の目の前でレフトに弾丸ライナーをぶちかましてくれた。今日の2本で再びマグワイヤを抜いたソーサはスタンドを熱狂の嵐に落し入れやがった。

リグレーフィールドを後にしたFTBはその足でミルウォーキーへ向かった。残念ながら2日前にヒューストンでノックアウトされた野茂をこの日は見ることは出来なかったが、彼の仕事場をしかと目に焼き付けることが出来た。ウィスコンシン州にあるミルウォーキーはミラーでお馴染みのビール産業で成り立っている街であり、バドワイザーのセントルイスと同様にビール工場見学ツアーもある。マサであればここでも樽ごと飲みつぶして名誉市民にでもなっているところであろうが、どうせマサにしてみればウィスコンシンなんて一生来ないであろうし、来たくもないのであろう。

8月21日(土)

シカゴオヘア空港よりANA11便で帰国

FTB一周年記念ツアーサマリー

飛行機代      :  無料

総宿泊費      :  $422.63

レンタカー代  :  $350.19 (7日間乗り回し放題)

総走行距離    :  2661マイル(ちなみに東京~長崎間は609マイルである)

総ガソリン代    :  $88.12

次回は乱交パーティーが発覚して降板がうわさされているTOKIOに代わってビジュアル系ロックバンドであるTAKEOが「鉄腕ダッシュ」(日テレ系、日曜夜7:00から)に出演し、FTBネタをお届けします。マサよ、君にはボケ役のリーダー城島の役を用意してあるので必ず参加してくれ!もし来なかったら、鉄腕ダッシュのパクリである木更津テレビの「鉄骨ダッシュ」にADとして送り込んでやるぜ。

FTB今後の予定(Coming Soon)

*      モニュメントバレーでジョン フォード監督を忍ぶツアー

*      米国東海岸大リーグ直撃ツアー

*      アトランタに生息している人でなしカズを生け捕りして日本に強制送還させるぞツアー

*      アラスカで白熊を生け捕りし、パムでパムエアコンとして瀬戸朝香に献上するぞツアー

マサよ、必ず来いよ!もし来なかったら、日テレのTプロデューサーに目隠しとヘッドフォンを持たせて午前4時ごろに襲撃させてやるぜ!

山を飛び、谷を越え、滝にも打たれ、夢と希望をAlamoに託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

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調達実施本部長 Masa、acting

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協力  Alamoレンタカー、全日本空輸株式会社

最後のFTB

辞令

To : マサよ!

       代表にしてやるからしっかり働きやがれ!ボサーとしとるとひっぱたくぞ!

                                                   From : FTB最高経営会議(FTB Supreme Management Board)

1998年8月に設立された老舗のFTBであるが、とうとう北米シリーズ最後を迎えてしまいました。土曜の午後3時半ころサンノゼを出発したFTBは一路ラスベガスをめざし、シボレーキャバリエFTB仕様のアクセルを踏みしめていた。夜12時過ぎにラスべガス入りし、その日はマッカラン空港近くのベストウエスタンイン($69)に宿を取り、翌日のFTB不思議発見に備えていた。

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翌朝7時半頃ラスベガスを起ち、I-15を北に向かった。ネヴァダからアリゾナを抜けユタ州に入るとあたりはだんだんと雪景色になってきた。FTB史上何回目かの時差越えを達成し、目的地のブライスキャニオン国立公園(入場料$10)のゲートをくぐったのは12時41分であった。この公園は北米で最も国立公園の多いユタ州を代表する国立公園で、ユタ州キャンペーンにその景観は必ず出てくる代物でここを訪問しないとアメリカに来た意味がないと言われている。グランドキャニオンと比較すると多少小ぶりではあるがそのきめの細かさは見るものの目を魅了するこの世の楽園と言える。キャニオンにはヒトシ君人形状の形をした柱状のライムストーンが無数にあり、中には黒柳徹子状の石も見受けられた。あたりの積雪は約30cmにも達しており、赤の大地と針葉樹の緑と真っ白な雪のコントラストは他の国立公園では決して見ることの出来ないすばらしいものであろう。おまけにここの空気はアメリカで一番きれいだといわれているという看板までありやがった。

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近場のヨセミテに4回くらいいったくらいでどっぷり満足しきっているマサよ、残念だがここはヨセミテ5回分くらいの価値はあるぜ!

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ブライスキャニオンで真っ赤に染まるSunsetを堪能したあと、FTBは史上3回目のラスベガスへ向かってI-15を南下した。今回ラスベガスでは名門中の名門ホテルのルクソール($129)に宿を取った。このホテルはピラミッドをモチーフにしており、この天井から放たれる光はスペースシャトルからも確認できると言う優れものである。部屋は全てピラミッドの壁面に位置しておるため窓には45度くらいのテーパーがついているのが大きな特徴である。客室以外のホテルの内部は天井までぶち抜きで1階はカジノ2階はアトラクションのホールとなっている。カジノでは顔に縫い目状のキズがある無免許だが腕のいい医者ややたらと無表情な人たちがトランプ遊びに興じていた。

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ホテルから抜け出したFTBはストリップの目抜き通りを探索し、トレジャーアイランドの船が沈むショーなどを見学した。翌日は朝からラスベガスのホテル等を見て回り、マサが乗れば気絶すること間違い無しのストラトスフィア・タワー(344m)のビッグショット($6)に乗ってしまった。これはタワーの展望台の上に設置されてある時速72kmで打ちあがったあとフリーフォールするという世にも恐ろしい乗り物である。

ということで11月15日を持ちまして私はFTB代表の座をマサに明け渡し、北米から撤退したいと思います。これまでのFTBツアーにおいてLean Travel Engineeringの手法を駆使して数々の前人未到の旅を続けて参りましたが次週から活躍の場をアジアに移したいと考えております。

Lean Travel Engineeringとは

辞書的な意味でLeanとは「やせている」ということであるがここでは最小限のリソースで最大限の効果を生み出すものととらえられる。オースティンで完成されたLean Travel Engineeringは少ない金、限られた時間で最大限のTravel Performanceを達成することを目的とするFTBが特許を申請中のトラベル手法である。

マイレージ成金FTB Japan (FTBJ)活動予定

*FTBJのふるさと九州凱旋帰国ツアー

*厳寒オホーツク網走流氷ツアー(マサよ、必ず来いよ!来なかったら流氷1トン分を送り付けるぞ!)

*ANAのマイレージで行く沖縄ツアー

*Northwestのマイレージで行く灼熱のシンガポールツアー

*JALのマイレージで行く香港飲茶ツアー

*ANAのマイレージで行くカンガルーと一緒にカンガエルオーストラリアツアー

*AAのマイレージでもどこかへ行くぞツアー

 *マサよ、必ず来いよ、来なければ君のバークレイのアパートに頼んでもない特上の天丼が10人前届くぞツアー

山を飛び、谷を越え、夢と希望をエービスに託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

Presented by FTB Co. Ltd.

代表 Masa

取締役運転手 Masa、acting

調達実施本部長 Masa、acting

総統(ソートーすごいらしい) Takeo Fukuda

スポンサー  大蔵省

協力  Avisレンタカー

史上最大のFTB

To: FTB代表Takeo殿

Bcc: マサよ

横がだめでも縦がある史上最大アメリカ縦断ウルトラFTB達成を記念し、貴殿の名誉をここに称え、FTBに西海岸の帝王の名を授与致します。

                                                                                       By: JTB代表取締役社長

                                                                                            日本旅行代表取締役社長

                                                                                        近畿日本ツーリスト代表取締役社長

というわけで、日本テレビ開局45周年記念とタイアップした史上最大アメリカ横断ウルトラFTBを断念せざるを得なかった無念をはらすために代表Takeo氏が今立ち上がった。その目的地に選んだのが遠く北方のカナダとの国境であった。

11月6日(金)8:00のフライトで緑豊かな町オースティンを後にしたFTBは空路サンノゼを目指していた。飛行機の窓から下を見下ろすと、ニューメキシコ、アリゾナの砂漠が大きく広がっていた。そこでFTB写真集の資料としてグランドキャニオン、ラスベガスの上空にて航空写真を撮影した。サンノゼに着いたのは2時間の時差を越えて9時半くらいであったろう。Avisにてさっきオースティンで返したばかりのような気がするシボレーキャバリエFTB仕様を受け取り、ヤオハンで弁当とFTBで定期購読している週刊現代を仕入れた後、すぐさま北方への進路を取った。昨夜の荷造りと機内で3時間くらい窓の下の景色を眺めていたせいか、その日のFTBは本調子にはほど遠く、3時間くらい走った後にFTB史上初の仮眠をCarls Jr.の駐車場で30分ほど取ってしまった。しかしテキサスの牧場を借切って牛たちがモ~やめてくれと音をあげるまで秘密特訓を積んだ成果か30分休むとタウリン1000mg配合したリポビタンDを飲んだわけでもないのに危機的な状況から「ファ~イト」「イィパ~ツ」だけで立ち直ることが出来た。ということで順調に北に進むうちにFTB史上14州目のオレゴン州に突入した。ガソリンが少なくなったのでとあるスタンドでガソリンを入れようとしたところ、小太りのあんちゃんが血相変えてすっとんで来ていきなりポンプとクレジットカードを取り上げ、自分でやるからいいよというFTBを尻目にオレゴンではこうやるやんけ!といって勝手にガソリンを入れてくれました。その日のFTBはワシントン州のとあるこぎれいなモーテルに宿を取り、次の日の早朝陸路I-5をカナダとの国境を目指してひた走った。途中でワシントン州の州都オリンピアに立ちより、州議事堂の写真を数枚撮ったあと、シアトルのダウンタウンを左手に見てその後国境に着いたのは午前11時頃であった。

I-5沿いの国境は車でしか越えられない様子でゲートはおびただしい数の車で混雑していた。勢い余ってメキシコとの国境を越えてしまった時と比べてカナダとの国境はかなりガードが固い様だった。従ってI-94を持っていないFTBはここでも国境越えを断念せざるを得ない憂き目にあってしまった。しかしながら、大蔵省から来ているくせにアメリカにしか入国できないチャチなパスポートしか持っていないマサを不法入国させることを想定した場合、やはり海を泳いで渡るしかないだろうと考えた。距離にして約1kmくらいだろうがやはりイトマンスイミングクラブで3年くらいトレーニングを積む必要があると思われる。マサよ、入会の願書をバークレイに郵送するので必要事項を記入しておいてくれ!

国境越えを断念し、写真撮影のみ行った後、FTBはシアトルまで南下した。シアトルは7月末に伊良部追っかけツアーを実施した以来の訪問であったが、今回はまず前回行けなかったボーイング社主催のMuseum Of Fright($8)を訪問した。ここで飛行機開発の歴史を学習したあとシアトルダウンタウンに戻り、インターナショナルディストリクトの宇和島屋で親子丼を食ったあとポートランドへの道を急いだ。ここシアトルにはなんとあのマサが木曜日から滞在し、おびただしい数の500円玉が入ったバッグを持参してボーイング社とFTB専用機の納期前倒しの交渉をアンダーグラウンドで行っていると聞いた。ところでマサよ、納期は詰まったんだろうな?

ポートランドに到着したのは土曜の夜9時半くらいであった。ひとしきり美しい夜景を見物したあと場末のモーテルに宿を取ったFTBはFTBバークレイ寮(寮監兼住人マサ)にTELし日曜の宿泊の予約をした。幸い観光シーズンをはずれていたので部屋は空いているとのことだった。

翌日曜日はポートランド郊外のバラ園の見学からはじまった。ここはポートランドのシンボルであるバラの試験場で世界各地のバラが咲き誇っていた。しかし残念だったのは今年横浜ベイスターズを日本一に導いた二塁手(ローズ)の姿がそこにはなかったということだ。バラ園訪問後アメリカで初めて象の子供が生まれたというオレゴン動物園($5.5)を訪問し、ひとしきり動物を観察した後、そのとなりの森林博物館($3.5)で自然を守ることの重要性を学んだ。これらの施設はワシントン公園という高台の風光明媚で紅葉の美しいところに作られており、まさに自然と人間が一体になったような町作りがされている感じだった。ワシントン公園からダウンタウンに下り、川沿いの紅葉並木を見学し、FTBはポートランドに本社があるナイキ御用達のナイキタウンを訪れた。サンフラン、シアトルでもナイキタウンは訪れたことがあるのだがやはりサンフランが一番立派だったと思う。ところでマサよ、君がナイキタウンで買ったといわれているあの伝説のアディダスのポシェットはまだ使えているか?ところでアゲインここオレゴンで特筆すべきことはなんとセールスタックスがゼロであり、まさに買い物し放題の町だということである。

ポートランドを後にしたFTBは一路650マイルかなたのバークレイへの道を急いだ。しかしながら、サクラメントに着いたのが、10時過ぎで、バークレイに着くのが12時を過ぎることが予想されたため、急遽FTBバークレイ寮にキャンセルのTELを入れてMotel6に宿泊したFTBであった。マサよ、今度は必ず拉致しに伺いますのでその時はよろしく!

結局今回の史上最大アメリカ縦断ウルトラFTBで走行した距離はトータルで2100マイルにおよび、以前のサンディエゴ・メキシコ国境越えツアーとの合わせ業でアメリカを縦断したことになる。マサよ、私を越えるにはもう横断するしかないぜよ!

次回FTBツアーは「マサよ、必ず来いよ!記念」涙の北アメリカ編最終回ラスべガスとユタ州からお送りする予定です。

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FTB凱旋ツアー & Mission Impossible

ハロウィーンも無事終了したということでなるほど・ザ・FTB秋の祭典完結編をお送りします。

まず最初はFTB史上13州目にあたるアーカンサス州のリトルロックという町を訪問した。ご承知の通りこの州はクリントン大統領が以前知事をやっていたといういわくつきの州である。この州の州都がほかでもないリトルロックであるがFTBは当然のように州議事堂を訪れた。オクラハマシティに続き今回も残念ながら建物の中に入ることが出来ず外からその典型的な建築様式を眺めたにとどまった。しかしながら、州議事堂の近辺にクリントン女性遍歴ミュージアムか「impeached!」と刻印されたクリントンの一物を形取ったオブジェが必ずあるはずだと思って血眼になって探しまわったが結局見つけることが出来なかった。

リトルロックからテキサスに戻るI-30沿いに「プレジデントクリントン生誕の地ホープ」と書かれた看板がさる然と輝いていた。当然のごとく掟破りのハイウエイ路上駐車をしたFTBはその看板の撮影を敢行しようとしたその時、その看板に無数の穴が空いているのと彼の政敵ドールのシールが貼られているのが発見された。穴はどう見ても弾丸が貫通した後だった。

次に訪れたのは先週のダラス・フォートワースツアーで行くことの出来なかったアーリントンの野球博物館であった。I-30のBallparkというExitを降り、ノーラン・ライアンExpresswayを真っ直ぐすすめばテキサスレンジャーズの本拠地であるThe Ballpark in Arlingtonに行き当たる。野球博物館($6)は野球場の建物の右中間後方に位置した3階構造の造りになっており、2階、3階からは野球場のすばらしい眺望を垣間見ることが出来る。この博物館には大リーグ史上非常に貴重な資料がたくさん展示されており見るものの目を楽しませてくれる。見所はベーブ・ルースやルー・ゲーリッグ(大柴じゃない!)のユニフォームや野球用品、マグワイヤ、サミー・ソーサのホームランボールやサインボール、元千葉ロッテにいて昔レンジャーズで監督をしていたバレンタインや同じくレンジャーズで活躍していたフランコの資料等であろう。しかし一番すばらしいと思ったのはここテキサスレンジャーズで27年間のうち最後のほうの現役生活を終えたスーパーエースノーラン・ライアンのユニフォーム、グラブ、スパイク、ビデオであった。彼は100マイルを越える速球でノーヒットノーランを7回、通算奪三振は5714個にのぼる偉大な記録を残し、彼の名前はノーランライアンExpresswayという道路によって永遠に忘れ去られることはない。ちなみにこの道路では100マイルまで出しても捕まらないそうです(出せるか!)

夕刻野球博物館を後にしたFTBはそのままダラスに下り、先週見そびれてしまったジョン・フィッツジェラルド・ケネディ メモリアルを訪れた。これは暗殺されたJFKの記憶を一生留めておくために作られた4方を囲った壁の中にJFKと刻印されたTume Stoneのようなもののあるオブジェである。

さて、ダラスに別れを告げたFTBには大事なミッションが残されていた。今スペースシャトルディスカバリー98が宇宙で活躍中であるが、その交信を一手に引き受けているのがほかでもないヒューストンのジョンソンスペースセンターである。FTBもマサを飛ばした時のサポート体制のノウハウを習得しておく必要があると思ったため、急遽I-45を南下してヒューストンに向かった。思えば、5ヶ月前に初めて使ったハイウエイがI-45であった。その後数多くのFTBツアーを繰り返してきたがやはり感慨深いものがあった。またここで改めてヒューストンの大きさに驚かされもした。それはハイウエイの車線が4~5車線もあり、ダウンタウンの高層ビルはダラスよりも圧倒的に多く、これぞまさに全米第4の大都市の名にふさわしいものを感じたFTBであった。

夜のヒューストンダウンタウンはハロウィーンパーティーの余韻を残しており、しかも皆半袖とかランニング姿であった。郊外のモーテルで夜を明かしたFTBはスペースセンター($12.95)に朝一で乗り込んだ。6月に訪問した際にスペースセンター見学のノウハウをすべて身につけたFTBはまず最初にトラムで行くジョンソンスペースセンター見学ツアーに参加した。ツアーは前回参加したときとは打って変わってミッション遂行中の緊張感がみなぎっていた。まず最初にミッションルームを訪れたのだが、いきなり、所持品をすべてロッカーにぶちこまさせられ、金属探知器をくぐらされてミッションルームが見えるところに案内された。ミッションルームではシャトルとの交信を行っているようで前面のスクリーンにはシャトルの航行位置を示す画面等が輝いていた。その後トレーニングセンターで実物のシャトルと同じようにつくられたトレーニング用シミュレーション機等を見せてもらった。前回のコースとはかなり違っていて非常に得した気分だった。ツアーの後はお決まりのIMAXの映画や今回はミッション中ということでほぼライブに近い形で宇宙飛行士たちの仕事ぶりを紹介してもらえた。向井千秋は相変わらず変な動物を使こうてわけの分からん実験をやっていやがった。

ということで、マサを飛ばした後のフォローは特に問題ないことが確認できたわけだが、いずれにしてもマサよ、君にはFTBのテクノロジーの総力をつくしてスペースシャトル以上の乗り物を用意しているので安心してくれ。鹿児島沖に戦艦大和が沈んでいるがそれを宇宙戦艦として種子島宇宙センターから飛ばそうと思っている。もしくは銀河鉄道999999(スリーナインの倍の性能を持つシックスナイン、¥10,000程度のコストで30分で昇天させる)を国鉄清算事業団から払い下げてもらう予定にしている。君にはイスカンダルまで飛んで行ってコスモクリーナーDを取ってきてもらい、なおかつ機械の体を手に入れて帰って来て欲しい。もしマサが窮地に陥った場合は原作者に頼んでストーリーを変更してもらうので心配するな!それからマサよ、君の先輩の若田 光一宇宙飛行士から「若っ田」という返事はもらえたのか?

スペースセンターを見学中に大粒の雨が降ってきてFTBの凱旋帰国に対して涙を流して祝福してくれている感じがした。マサよ、スペースセンターは行かないと本当に後悔するのでシアトルの帰りに寄って見たらどうかいな?

その後のFTBはテキサストライアングル最後の地の燃える闘魂サンアントニオを目指してI-10を西に向かって車を走らせた。実際この地はオースティン到着の次の日に訪問していたのだが、当時はタワーとリバーサイドとスポーツ平和党のオフィスを探すのに時間を取られて後楽園ホールや武道館や蔵前国技館に相当するジ・アラモを始めとするミッションに行けなかった。

カーラジオの音楽がソールフルなホイットニーからボンバイエに変わった時燃える闘魂の地に入ったことを実感したFTBはまずMission La Espadaに到着した。その後Mission San Joseを訪問したのだが時間が5時を過ぎていたので残念ながら中に入ることが出来なかった。Mission Concessionも同様であった。そしてついにジ・アラモに到着したときに再度時計を見るとあらもー6時を回っており、すでに門は固く閉ざされていた。場外乱闘に持ち込んで強硬突破すべきか考えたが、門番が江戸時代の長州人に似ており、捕らえたさそりをしきりに固めていたのでこれは危険だと思い断念し、外をぐるっと一周しただけにした。大抵どのMissionも5時か5時半には閉まってしまうらしい。またしてもトムクルーズにしてやられたようなMission Impossibleの屈辱を味わったFTBであったがあと平日4日間あるのでなんとかあらもることが出来ないか考えたいと思う。

なるほど・ザ・FTBシリーズは今回で終了し、次回からはFTB不思議発見をお送りします。没収トを恐れず初回からスーパーヒトシ君で勝負する予定です。

*ミステリーハンター : Takeo

   解答者 : マサ、野々村真、坂東英二 (マサよ、野々村には決して負けるんじゃねーぞ!)

   提供 : 2700億くらいの赤字を出す予定の日立

             ところでマサよ、君のアパートの冷蔵庫は野菜が真ん中じゃなかったな。ハハハハ

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ハッピーハロウィン!

ということでなるほど・ザ・FTB秋の祭典第3弾をお届けします。

今週はまず手始めにFTBにとって12州目(過去カリフォルニア、ワシントン、アリゾナ、ネバダ、ユタ、テキサス、ニューメキシコ、ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ、フロリダ)、代表福田氏にとって20州目(上記プラスアラスカ、ニューヨーク、ニュージャージー、ミズーリ、オハイオ、マサチューセッツ、サウスキャロライナ)にあたるオクラハマ州の州都オクラハマシティを訪れた。(ちなみにFTB Japanは47都道府県中沖縄以外の46県を車で制覇している)。ここで有名なのはなんといっても西部開拓とカウボーイであるということで、National Cowboy Hall of Fame($6.5)を見学した。ここに展示してあるものは歴代カウボーイムービーのスターの肖像画(ジョンウエイン、ロナルド レーガン等)やカウボーイ御用達の衣装や馬車、武器等やアメリカインディアンの資料であり、結構目の保養になりました。次に恒例の州議事堂を訪れたのだが、何と固く閉ざされた回転扉に阻まれて中に入ることが出来なかった。FTB史上最高の屈辱と言えよう。

ということでその後オクラハマでロデオが行われるスタジアムをちらっと見てFTBはダラスへの道を急いだ。ダラスにはそうあのジョンが待っている。ジョンはエルトンジョンでもジョンレノンでもオリビアニュートンジョンでも明日のジョン(それはジョーや!)でもなくあのジョンエフケネディである。エクソン、アメリカン航空、JCペニー、セブンイレブン等大企業の本社がたくさんある米国有数の商業都市Big DダラスはJFK暗殺の地として世界的に有名である。ここで必ず訪れなければならないのはJFKを狙撃した場所であるシックスフロアである。この建物は本来教科書倉庫であるが6階のみ博物館として一般公開されている。

カウンターで入場券($5)を買い、金属探知器のチェックを受けた後、希望によりオーディオツアーのウオークマンを借りる($3)。ウオークマンと釘抜きを受け取ったあといよいよあの6階へと上り、ツアーがスタートする。展示物はJFKのPresidencyに関するパネルや暗殺やそのInvestigationがらみの資料、ビデオが4本、映画が2本と最大の見せ場は実際に狙撃したといわれている窓であろう。6階の窓から暗殺現場を見下ろすとまるで1963年11月22日にもどったような錯覚を覚えるほどこのツアーは信憑性がある。展示物のパネルやビデオ、映画は結末がわかっているにもかかわらず非常にスリリングで訪問者の目を釘付けにするほど迫力があり、いたるところで釘抜きが使用されていた。

JFKのテキサス遊説は燃える闘魂サンアントニオ、ヒューストン、フォートワース、ダラスと続き、このダラスに関しては共和党の地盤であり、リベラル派の民主党員であるJFKに関しては強い反発が予想され反対の声が多かったという。しかしボンバイエのリズムが響き、ロープに飛ばされて延髄を斬られたり、卍に固められる懸念のある燃える闘魂サンアントニオの演説で「いち・にのさん・ダァー」を決めて調子にのっていたJFKにはそういう声は聞こえなかったらしい。いずれにしてもアメリカに来た者は必ずこの地を訪れる価値があるほどすばらしいところであった。帰りにショップで当時の新聞のリプリント($4.5)とガイドブック($4.62)を買いそれらはスミソニアン協会との提携をもくろむFTBミュージアムに寄贈される予定である。

シックスフロアでしばし1960年代にタイムスリップした後FTBはハイアットリージェンシー付属のダラスのシンボルとも言われているリユニオンタワー($2)に上った。このタワーは200m上からの眺望を誇り、バーとレストランと展望台の3層構造になっているハイアットグループのテクノロジーと財力のすべてを費やしてつくられた球形ドーム上の先端部を持っている。この先端部が夜になるとまるで打ち上げ花火のように輝きダラスの夜を彩っている。さすがにFTBも会員になっている高級ホテルのハイアットだけあってイブニングドレスに身を包んだボヨヨン系のギャルがたくさんレストランを目指していた。ここからはダラスの典型的な都会の美しい夜景が見物できる。

$39.5のMOTEL6で夜を明かした次の日FTBはフォートワースへ向かった。ダラス・フォートワース空港を4回ほど使用したことのあるFTBではあるが実際にそれらを訪問するのは今回が始めてであった。フォートワースは19世紀後半の西部開拓の様相を色濃く残しており、ここを訪問したものはみなノスタルジックな感傷におそわれると言う。まずダウンタウンを訪問しHistoricなビル群を一通り見た後FTBはテキサスで最もテキサスらしいといわれているストックヤードへ向かった。ストックヤードとは開拓時代の昔家畜の取り引きが行われていたところであり、今でも当時の風情を残しているところである。全面レンガで覆われた道路や西部劇さながらの建物は見るものを皆カウボーイに変えてくれる様子でここにいる人たちはジーンズ、ブーツにカウボーイハットといったいでたちのやからが非常に多かった。ここではまずライブストックエクスチェンジという今でも家畜の売買が行われているファシリティに立ち寄った。日曜なので当然取り引きはないのだが、建物の裏には仕切りの中におびただしい数の馬や牛などが元気に暮らしていた。FTBがこっそりそこへ侵入すると彼らは草を食べるのを止めていっせいに顔を上げてハウディと言ってくれた。将来優秀なジャーキーやコーンビーフやバーガーになることが約束されている彼らはとても気さくな奴等でドラフトで指名されるのを心待ちにしている。ちなみに実力があるものには逆指名権が与えられているらしい。その仕切りの中に3頭のテキサスロングホーンがいた。ビッグホーンはいすゞのディーラーに行けば死ぬほど見れるがテキサスロングホーンはここテキサスでしか見れないおびただしく長い角をもったまさにキングオブ牛である。テキサスロングホーンはローンスターに続き、テキサスのシンボル的存在であり、テキサス大学の校章にもなっている。

さて彼らキングオブ牛の仕事であるが、10時頃から彼らは出勤し、ラスティという1頭は取引所の前に陣取り、そこで受付的な役割で観光客に愛想を振りまいている。他の2頭は鞍を付けられてカウボーイに連れられその辺を巡業し、観光客相手の記念写真のモデルとなっていた。角だけを見るととても獰猛な印象を受けるが実は人じゃなくて牛のいい牛である。

ストックヤードステーションというところがある。昔は文字どおり鉄道の主要駅であり、今でもタランチュラと言う駅に観光用のSLが走っているところがあるが、そこは今はお土産物売り場のモールと化していた。そのモールの中にホールがあってカウボーイチャーチという催し物が行われており、素人カントリーミュージック歌合戦のようなものが実施されていた。なぜかFTBもそのなかに入り、ひとしきりカントリーに耳を傾けていた。やはり参加者は皆うまいのだが中には例外もいてそんな奴には鐘を1回しかならしてやらないことにした(カーン)。

午後からロデオスタジアムに入り、カウボーイの馬の調教の実演を見学した($15)。スタジアムは学校の体育館より少し大きい程度で2~3000人程度収容のスタンドがあった。カウボーイのおっさんはさすがにロープ1本で馬を自在に操っており観客の喝采を浴びていた。

ストックヤードを後にしたFTBはアーリントンに向かった。そこにはテキサスレンジャーズの本拠地であるボールパークインアーリントンがある。シーズンオフのため当然ゲームはないが、スタジアムのツアーや野球博物館が見れる。時間的に中に入れずマグワイヤーのホームランの歴史を彩ったTシャツ($18)を買っただけにとどまったため来週また来なければいけない。

今週のコスト : ガソリン代 $31.01

                     ホテル代  $69.39

週刊FTB今後の予定

10月30日~11月1日   リトルロック(アーカンサス州知事であったビルクリントンの生い立ちの秘密を探る)

11月6日~11月8日    レークタホ、リノ(もしかしたら予定変更して念願のあれをやるかも知れん、マサよ!予定空けとけよ。現在あれの実行可能性をFTB最高経営会議Supreme Management Boardで検討中)

11月13日~11月15日 ラスベガス、ブライスキャニオン国立公園

P.S.   調達実施本部長のマサよ!君が先日購買した1類 輸送機械の件だが、本当に耐用年数の7ヶ月持つのかどうかが懸念される。そこで昨日Applied Materilas Austin工場のManufacturing Managerと話をしてFinal TestのBayを借りて加速試験を行うことに決定した。試験者は中野 浩一(世界自転車レース10連覇)、吉岡選手(’97年競輪賞金王)、橋本 聖子(アトランタ5輪自転車競技出場)を用意し、3交代、24時間体制のシフトを組んで、7ヶ月分の走行を3日で終了させます。したがって、早くその1類  輸送機類を持ってきてくれ!

それから再び凄腕の調達本部長のマサよ!1類 輸送機械として自家用機を1台調達しておいてくれ。メーカーはボーイングでもエアバスでもサーブでもレシーブでも構わん、10人乗り程度のやつを頼む。操縦はブルーインパルスのインストラクターの私かNASAと1字違いの奴が行います。

山を飛び、谷を越え、夢と希望をエービスに託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

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FTB東方見聞録(Harricane Georgesの爪痕)

オフィスの引っ越しのどさくさに紛れてFTB(フクダ トラベル ビューロー)の出足がよかったため予定を北から東に90度変更して先週は怒涛の5州(テキサス、ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ、フロリダ)ぶっちぎりツアーを敢行した。

FTB社訓の第一条に示されているようにFTBのFはFlexibilityをあらわすため行き先は頻繁に変えられる。

さて、「みちのくひとり旅」のような哀愁に浸りながらハリケーンジョージによる被害状況がどのようなものなのか調査に向かった。I-10を東にひた走りまず訪れたのはフロリダ州Pensacolaというリゾートビーチであった。フロリダ州は半島の付け根が西の方に伸びておりPensacolaはフロリダ州の最西端に位置する。ビーチにはリゾートマンションや別荘が立ち並んでいたが、一部マンションの崩壊したものや、別荘の屋根が剥がれ落ちたものが随所に見られまさにジョージの脅威を見せ付けられた思いがした。ビーチの砂は輝くような白さで先週見たWhite Sandsの白さに匹敵する。当然サンプルは採取したので違いの分かるマサよ、味比べしてくれ!

次に訪れたのはアラバマ州のUSS Battleship Museum($8.-)であった。戦艦アラバマは第二次大戦中(1942~1945)に世界各地で活躍したUS Navyの最も誇りとする戦艦の1つである。その戦艦が丸ごとMuseumになっておるからすごいのなんの。戦艦の中はエンジンルームから司令室、はたまた病院、歯医者、主砲の中までツアーできる。また、日本軍のコーナーもあり戦艦大和と他の戦艦のサイズの比較ができて非常に面白い。船の周辺には潜水艦、各種戦闘機、戦車の展示もある。

アラバマ州Mobileから西に戻り何も見所の無いミシシッピ州をスルーしてFTBはニューオリンズの地に帰ってきた。

ジョージの影響でミシシッピ川が氾濫し、アリゲーターがフレンチクウォーターに進出し、ワニがピアノを弾いていることが懸念されたが、幸いジャズが「みちのくひとり旅」に変わっているだけで大きな被害はなかった。しかし、おそるべしかな、ジョージ山本である。ニューオリンズは10月だというのにまだじめじめして蒸し暑くじっとしてても汗がにじんでくる。

ここで訪れたのはルイジアナ州立博物館($4.-)、中にはジャズの歴史とマルディ・グラというカーニバルのコーナーがあり、すっげー面白かった。ここは見逃すべきではない!フレンチマーケットにはハロウィン用のかぼちゃがごろごろしていた。

大きさはボーリング球より大きくあのさわやか律子さんもストライクは取れないのではないかと思われた。その他、セントルイス大聖堂の中を見物し、ハウスオブブルースにも立ち寄った。そして最後はあのトム少年もクルーズしたことのあるミシシッピ川を見てニューオリンズに別れを告げた。

ニューオリンズから西へ1時間弱くらい戻ったところにベートンルージュという市がある。そうここは言わずと知れたルイジアナ州の州都である。過去カリフォルニア州都(サクラメント)、ユタ州都(ソルトレークシティ)、テキサス州都(オースティン)にて州議事堂を見学した実績のある州議事堂フェチのFTBがこの機会を見逃すわけがなかった。ここの建物はトラディショナルな他の州議事堂とは異なり30階建ての縦長ビルである。27階の展望台からはベートンルージュの美しい町並みが拝見できる。ここの土産物屋で学の高いFTBは歴代大統領の顔写真付きのものさしを買った($1.5)

トピックス

*こんなにおとくなFTBツアー(レスリーエージェントとの比較)

   ニューオリンズツアー比較表

                       LTB                    FTB

   Air代           $101.-                   na

  タクシー代     $9.-                      na

  ガソリン代       na                      $49.16

   ホテル代     $133.09(2泊)        $116.04(2泊)

   トータル       $243.09                $165.2

   備考         ニューオリンズのみ   各種オプションつき

*ハイウエイの動物

   ハイウエイにはたぬき、アルマジロ等の自然動物の死体がごろごろ転がっており、ドライバーの哀愁をさそう。自然を愛する七曲署のロッキー刑事がこの光景をみれば激怒すること間違いなしである。

   10月17日(土)の事件簿から

   とあるハイウエイにてある動物の死体が発見された。所持品よりミシシッピ州に棲む無職のあるまじろうさんだと断定された。あるまさんは酒によってハイウエイを徘徊しているうちに側頭部を車にひかれ血だらけの状態で倒れていた。また、やくざ者から追われていた形跡があり、防弾チョッキのような硬い甲羅を身にまとっていた。

*カープールの謎

   オースティンに帰宅途中に集中豪雨に見舞われた(ニュース参照)。ブラジルから北上してフロリダに停滞しているハリケーンジミーの影響かと思われたがいずれにしてもすごい雨である。ハイウエイの側道の低地が氾濫し、車が何台も水に浸かっていた。アメリカでよくカープールというが、そうかこのことだったのか。

*北米大陸横断

   北米大陸を横断する3つのハイウエイがある。1つはシアトルからボストンに続くI-90、2つめはサンフランシスコからニューヨークへ続くI-80。そして最後がお馴染みのロサンジェルスからフロリダ州ジャクソンビルに続くI-10である。

   先週および今週のFTBツアーによりあわせわざでI-10のおよそ5分の4は制覇した。マサよUCLAツアーでさまよったあのI-10がこんなところまでつながっているぜ!

   時間があれば日本テレビ開局45周年とタイアップして史上最大アメリカ横断ウルトラFTBをやるのだが・・・

   罰ゲーム担当 -マサ

*週刊FTB今後の予定

   10月24日   ダラス、フォートワース、オクラハマ

   10月31日  リトルロック、メンフィス

   11月8日    リノ、レークタホー

   11月15日  ラスべガス、ブライスキャニオン国立公園

   内容は作者の疲れ具合によります

天声

そうか君たちだったのか?8月頭より訳も無くUCLAに行かなければならないという衝動にかられていた。UC BerkeleyではなくなぜUCLAなのかわからないままマサを拉致して9月19日に訪問した。先週末に日本より転送されてきたレターの中に三田倶楽部報(慶大野球部OB会報)が含まれていた。その中の記事によるとブラジル移民90周年を記念して慶大野球部がブラジル野球連盟に招待されブラジル遠征を行い、その前にLAのUCLAに立ちよりそこで時差調整のため5日間ほど練習を行ったということであった。8月上旬のことであったらしいが、もし事前に情報をキャッチできていればUCBの授業をブッチしてBud10ケースくらい抱えてかけつけたのだが・・・いずれにしてもUCLAへの衝動の謎が解けたようで少し安心した。彼らのその情熱は今東京6大学野球秋季リーグ戦での活躍ぶりに見事に反映されている。詳しい戦跡はhttp://www.hc.keio.ac.jpにて

P.S. マサよ!アリゲーターを見ながら考えたのだが、近々ワニブックスよりFTB写真集(無修正、モザイク無し)とFTB日記を自費出版したい。したがって500円玉を桜ノ宮から15000枚ばかり横領しといてくれないか? オー・リョウ解したという返事を待っているのでよろしく!

山を飛び、谷を越え、夢と希望をエービスに託し、FTBは今日も地球をかけめぐる♪♪

Presented by FTB Co. Ltd

代表 Takeo Fukuda

取締役運転手 Masa

スポンサー  大蔵省協力  Avisレンタカー

FTB Excursion in Austin

Austinでのトレーニングがあまりにも暇?なため、毎日1つづつAustinのBuildingを見学してアプライドの謎を解明しようというプロジェクトがFTB主催の元水面下で開始されたのをまだ知る人は少ないだろう。昨日はBuilding30を訪問して掟破りの写真撮影を行い、おねえさんに注意されて笑ってごまかした。しかしAustinには日本企業の工場よろしく漢字でセイリ、セイトン、セイソウというポスターが貼ってあるのだが、セイトンの漢字が整頭になっているのはなぜだろうか?

By the way, Austinといえば大テキサス州の州都であることは皆さんも当然ご存知だと思うが、この由緒正しいAustinにも多くの見所がある。今後昼休みを利用してその謎の解明にあたることにする。手始めに昨日はテキサス大学オースティン校を訪れた。本校はテキサス州最大の大学でUC Berkelyより全然いい。

以上報告終わり。

また、Austinには世界最大のコウモリのコロニーがあり、デーブがどうしてもそこに行きたいとダダをこねたので昨日の黄昏時に訪れた。場所はDowntounの端を流れるTown Lakeの上に掛かるCongress Ave. Bridgeである。橋の裏側の溝に約75万匹のコウモリ(メキシカン・フリーテイル)が棲んでいる。4月から10月にかけて夕暮れになるとこのメキシカン・フリーテイルがえさを求めていっせいに飛び立つさまが見受けられる。また冬場には暖かいメキシコにMigrateするらしく彼らはスペイン語と英語のバイリンガルコウモリである。メキシカン・フリーテイルは一晩に体重の半分くらいのえさを食べ1日にトータル9トンの虫を捕まえてくれる正義の味方である。

さて、昨日、Hyattの駐車場に車を止め、コウモリの飛び立ちが見れる橋の麓の公園へと足を向けた。そこにはたくさんの観光客がたむろしており、餓鬼どもが我が物顔で走り回る中コウモリの出現を今か今かと待ち構えていた。結局1時間半くらい待ち日もとっぷりと暮れた7時35分頃からぱらぱらとコウモリが出始め、10分もするとその数はおびただしくなっているのに気づいた。溝から現れたコウモリを観察していると、黄金バット(ハハハハハ)やロビンやバットマン、はたまたジョーカーの姿も見られ閑静なAustinはまさにゴッサムシティと化した。

あとで気がついたのだが橋の近くの道の真ん中に360度回転台座付きのコウモリのオブジェが誇らしげに飾ってあり、やはりここはゴッサムシティだと思ったのであった。

マサよ!残念ながらコウモリのサンプルは採取できなかったがこの光景を見に必ずAustinに来いよ!

Reported by Takeo Fukuda : FTB in Austin